鬱病とクリスマスイブ

相変わらず毎日詐欺メール（スパム）が届きます。

ETCサービスからの重要なお知らせ（必ずご確認ください）

というタイトルで以下のような文章です。

平素より、E T C 利用照会サービスをご利用いただきありがとうございます。
日本高速道路株式会社より重要なお知らせです。
お客様のユーザーIDは「・・・・・・（ワタシのメアド） 」でございます。
ETC利用照会サービス（登録型）では、お客さまのアクティビティとセキュリティを確保するため、450日以内にログインがない場合、ユーザーIDを自動的にログアウトする仕組みを設けています。
解約予定日は「2023年12月28日」となっておりますので、お手数ですが、ログインと個人情報の更新をお願い申し上げます。

言っときますがワタシはETCサービスなるものに加入した覚えもなく、それ自体を知りません。ETCは今の車には最初から装備されているので、専用カードをそれに刺しておけば、何の手続きも登録もしないで有料道路のゲートをくぐれます。年にわずか数回は利用しますが、利用照会サービスなど全く無用で加入するはずも無いのです。

恐らくどこかでワタシ達のメアドを不正に入手した犯罪者が、ランダムに機械的に送り付けて来て、極まれに引っかかって、指定した架空のHPにアクセスした人から個人情報やお金をだまし取っているに違いありません。しかし、こんなあからさまな詐欺メールを放置している「警察」もどうかしていますね。その気になれば、誰がどんな方法でどこのサーバーとかから発信しているなどを見つけるのは容易でしょう？道路公団だか何だか知りませんが、ちゃんと告訴するなり当該サービス（有るかどうか知りませんが）を中止する、とか対応すべきだと思いますよ。今も誰かが被害に遭っているはずでしょう？

そんなわけで、朝一番でメールをチェックするたびに腹が立つのです。そうでなくても鬱病になるとその症状の一つがかッとしやすくなる、であります。気持ちの抑制が効かず、ちょっとしたことに怒りっぽくなって大きな声を出す、モノに当たるといった症状が出ます。注意力も集中力も無くなり、ワタシも、自分の作業場で一人でいろいろ作業するうちに、誰もいないこの部屋で「この馬鹿野郎」などと大声をあげることが当たり前になっています。（勿論人前では平静を装うのですが）

そして、昨日クリスマスイブも散々な一日であったのです。朝一でパソコンデスクの上にコーヒーをぶちまけました。その後、書道の提出課題をやろうとしたら、「お習字セット」に入れてある墨汁の蓋が緩んでいて、セットの布袋の内側に墨汁が零れ出していたのです。もう筆から紙からどれも真っ黒、手も真っ黒なら流し台の周辺も墨だらけで習字を始めるまで30分も掃除でありました。そのたびに何度も手を洗い何度も怒声を発するのです。そんな精神状態でまともな字など書けません。

９時からは以前から頼まれていたお年賀用のお菓子のネット注文にチャレンジしました。鎌倉の銘菓ですが、いつも在庫切れで「朝９時に入荷」と表示されます。しかし９時を待って何度も「画面の更新」しても「品切れ状態」が解消されません。ほんと馬鹿じゃないの？。商売ものが朝から品切れっておかしくないか。

２０分ほどして漸く、販売が始まりました。しかし８個までで、もうそれ以上は買えないのです。なんとか８個買ってもうやめにしました。もうちょっと頼まれていたのですが、むかむかしてくるのでもう結構。

夕方になって、思い出したのがAMAZON、ひと月近く前にAmazonから「Amazonビジネス」というサービスに加入して、と誘われて移行したのですが、ほとんど何もメリット無し、しかも有料のビジネスプライム会員になれとかうるさくて。また今までに利用していた個人アカウントが、法人ビジネス会員のアカウントに吸収されていてしまいました。過去の購入履歴も消えてるし、毎月定期購買契約の４種類の商品も確認が出来ません。メールアドレスを別にしているにもかかわらず、ですよ。

もおー、かッとしました。あーこれはいったん全部解約じゃ、と解約手続きに入ったのですがこれがまた厄介でわかりにくい。さんざんあれだこれだと操作させられた挙句、その処理が確定するのは後刻となります、だって。加入するのはわけなくて、脱会するのにはエライ苦労で、簡単に解約させないように態と複雑にしているとしか思えません。もしこのままでうまくいかなかったら、二度とAmazonなんて使うか！と思いました。

そうして憔悴しきった体で、帰宅するとそこは晩御飯を食べるだけ。

おかずは、前日の残りのカレーライスとモヤシ炒め、鶏のから揚げでありました。食欲なんぞありませんが、食べないと元気も出ないので無理にもうつむいて口に押し込みました。

で、８時には睡眠導入剤を飲んで床に入りました。

なんだ今日はクリスマスイブだったんだ・・・・

ケーキもご馳走も無かったし、当然プレゼントのやり取りもなし。

なんという最悪でしょぼいクリスマスだったんだ。

鬱病患者が「死にたくなる」と聞きますが、こんなんじゃ死にたくなっても無理はない、そろそろ向こうにいる親父おふくろのところに行ってもいいかな？と、ほんの一瞬思ったイブの夜でありました。