1/18付け、本ブログのテーマは「ボカシ肥料作りに最後の手段」でありました。
畑の肥料に最も効き目があり化学肥料なども用いない、有機材の発酵肥料を「ボカシ肥料」と呼びます。これを3週間ほど前から仕込んでいたのです。しかし、発酵促進剤を増量したり、米ぬかを足して何度も混ぜ合わせたりして2週間四苦八苦しても、いっこうに発酵の様子が見られず、温度も外気温と変わらず0~5℃ほどで一致していたのです。
そこで、最後の手段が、水が足りのではないかという結論に達し、大幅に水を足したのです。水道水を汲み置きしていたものを約3l加えかき混ぜておきました。これはもうワタシとしては最後の賭けでありました。
これで数日中に発熱しないとなるともう、やることが無くお手上げなのです。
これで数日中に発熱しないとなるともう、やることが無くお手上げなのです。
するとどうでしょう、一昨日(1/21)手を入れると温かい!!やった発酵開始であります。あぁ水不足だったんだ!!
すぐにまばらに発酵している肥料を隅から掘り起こし真ん中に寄せ、また平らに均しました。水やりが不十分だったところと容器に近い「へり」の部分がどうしても冷たいままになっているのです。
そうして今朝のぼかし肥料がこうです。
表面にほぼ均等に白い黴が覆っています。これが順調に発酵している証拠。温度は今朝測ったら53℃ありました。こうなればしめたもの、一日おき位に酸素を取り込めるよう全体を混ぜ込んで2週間ほど続ければ出来上がり、自然と温度が下がっていきます。温度が常温にまで下がったら元肥としてジャガイモを植えるつもりです。
普通の有機肥料ならば虫や微生物が分解し根っこが吸収できるまでに細かく分解されないとなりません。ところがボカシ肥であれば、撒いてすぐに肥料として用をなすのですぐに植物の植え付けが出来ます。堆肥に比べて即効性があり、液肥よりも持続性があるのです。また、追肥としても使える万能で安心安全なスーパー有機肥料なんです。