昨夜例によってヤフオクでいくつかのお品(篆刻用品)に入札いたしました。以前から質のいい書道具を仕入れている品物の信頼性が高い美術商「トゥーランドット」のHNの方からの出品物2件でした。
いずれも美しい細密な薄意(石の側面に施す浮彫)がある計5個の自然石形の印材ですが、400g~1㎏弱の印材としては巨石であります。篆刻に使うには持て余すほどの大きさで、むしろ観賞用・置物として制作したのかもしれません。普通は「薄意」を入れる場合、石材自体が大変貴重でその重さで取引される「田黄・芙蓉石・高山凍」などの高級石の目方を減らさないために行う装飾なのです。しかし、これだけの大きさの石(=貴重な高級印材では無い)を彫るということになると、「薄意」がメインで、石材はさほど希少石では無かろうという見立てであります。
とはいえ、滅多にお目にかからない出品物で、細工も名工によるものに見えました。ウオッチの人数も20名前後ですでに数件の入札がありました。石は一流とは言えなくても、彫りやすく艶が出る「薄意」を入れるに足りるレベルの佳石と思いました。それなので、例によって、一個1万円の上限を守ったうえで入札したのであります。翌朝も早いので、他で上回る入札があっても深追いしないで諦める、とっとと寝るであります。
ところがこの2件、今朝起きて見たら両方とも落札出来ていました。5個の石で平均取得価格が8,500円でありました。てっきり他の人が高値更新して来ると思ったのです。石そのものが希少石でない、側款などの文字も無く印面が彫られていないので、多くの蒐集家さんはさほど値打ちものと見なかったのでしょう。
まぁ良しといたしましょう。ドイツ戦も勝ったことだし、ご祝儀です(笑)。届くのが楽しみであります。
今日は自治会の行事で、朝8時から町ぐるみ清掃と相模川・海岸清掃の掛け持ちであります。幾人かの役員は「仕事の都合で」と不参加ながら、自治会長のワタシは何があっても逃げるわけには参りません。
終わったら書道教室で頼まれた仮名書き用の落款印を彫り直しします。
午後は室内大清掃が待っております。翌日月曜には会計事務所の方たちが、ワタシの会社の決算書類を携えて来るので、散らかし放し汚れ放しの事務所を片付けねばなりません。
さらに夜19時からワールドカップの大一番「コスタリカ戦」が始まります。予選突破のカギとなるので何が何でも勝ってもらわねば困るのです。昨日アルゼンチン相手に大金星を挙げたサウジアラビアが一転して0-2で敗戦、予選突破も微妙となっています。ドイツに勝って浮かれていたらその二の舞となるのです。
こうしてる場合ではありませんさぁ仕事仕事。
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