10年に一度という猛烈な寒波という触れ込みだったのですが、峠を越えたようであります。当地平塚は温暖でなる土地柄、ほとんど降雪もなく心配したほどの冷え込みや悪天候は避けられたのです。
ところが、それが油断に繋がったのです。一昨日も思っていたほどの寒さではなく、バケツも屋上のメダカプールには厚い氷が張ったものの、日中は十分な日照もあって、一部の直物に水をやり、汚れたメダカのプールの一部には水を入れ替えしたりしたのです。
それまで、屋外の散水用のホースは凍結に備えて、ほんの少しづつ水を垂らしたり、屋上の水道栓を締めたりして対策していたのですが、一昨日の夕方それを怠っていたのです。
そして昨日、いつものように仕事場へ赴きて朝からゴミ出し、ゴミ拾い、自治会資料作成、ブログ更新などをしているうちに11時となったので一旦家に戻り家内とランチに出かけることにしたのです。
そこから、一気に様子がおかしくなりました。(人生の暗転、と言うほどの事も無いか)(笑)。ランチに行く当てにしていた「はま寿司」がなんと改装工事で「2月4日オープン」と看板が出ておりました。スシローが不適切な販売を暴露されてからワタシ達の足が遠のいて、はま寿司寄りになっていました。閉ったのなら仕方ない、ならばと地元商業施設「ららぽーと」に向かうと、「全館休刊日」でお休み、閉っているではありませんか。こんなことって、今まで無かったよね、などと言いながら、では蕎麦屋「みねもと」かその隣の「はま寿司」でもいいよねと、国道に入って車を走らせている所に、家内の携帯に着信がありました。
ワタシの仕事場の階下のコンビニの店長からで「屋上から水が漏れている」との連絡でした。「しまった!」。もうすぐ蕎麦屋に着くという地点から、国道129号をUターンしました。昼飯どころでは無いし、食べた気がしないだろう、一刻も早く戻って対処せねばと思いました。考えられるのは自分のホースの水を出し放しにした(前科2犯)か、水道管やホースの破断・破裂であります。最悪の場合水道工事屋さんを呼ばなければなりません。
10分後、戻ると、誰が見ても水が漏れている、というよりも噴水のようなしぶきが上がっておりました。屋上に駆け上がると水道の蛇口から二本のホースに分岐させたいるプラスチック製のコネクターのあちこちから勢いよく水がほとばしっておりました。3m離れているメダカの水槽が水が溢れ、しかも透き通るくらいに入れ替わっていたので、ほぼマックスの状態で2,3時間経過したのでしょう。
幸いにして、蛇口の元栓を閉めるだけで事態は終結しました。想像するに前夜から翌朝に向け、零下4度くらいになってホース内の水が凍結したのです。すると、氷になって膨張したのがコネクターのプラスチックにゆっくりヒビを入れたのです。日照のいいところのプラスチックなので、すでに劣化・硬化していたと考えられます。寒冷地では屋外の金属製の配管すら破裂させると聞きます。
朝になって気温が上がり、ホース内の水が溶けだしたのでしょう。亀裂から盛大に噴水が四方に飛び散ったのであります。最悪の水道管破裂、準最悪の前日からの水の出し放しという金銭的な痛手を考えたら、被害は軽微であったと一安心です。
ひとまず安心して、「やっと昼飯にありつける。」、近所の個人経営の小さな洋食レストラン「ごはん屋さん」でいいか、と行くとシャッターが下りて「休業日」の張り紙が!!!
なんという事でしょう、3軒続けてお休みという前代未聞の事態でありました。少なくともはま寿司やララポはほとんど年中無休であったはずなのに。そしてやっと4軒目にして中華そばを注文し、普段より1時間以上遅い昼ご飯を終えることが出来ました。
午後予定していた作業は中止、とにかくホームセンターに赴き、コネクターの新品と、ついでにホースの散水ノズルヘッドを買いました。以前から水漏れしていましたから。これを交換したら、なにかぐったりして夕方まで篆刻も園芸もやる気なし、こういう日は動かずじっとするに限るのです。道々、2件の交通事故も起きていましたし。
何年かに一回くらいこんな日があります。イレギュラーなことが連続し、動くとかえって悪化する、というような一日です。
そして、今朝発見したもっと重大な惨状。屋上の水道の蛇口に近い温室の電気コンセントが抜けていました。いつからかは不明ですが、少なくとも昨日のコネクター交換時には通電していなかったのです。結果として丸々一晩、零下の気温に晒されて、熱帯性の植物が壊滅状態になってしまいました。ショックで写真は載せられません(´;ω;`)ウゥゥ
半分以上の植物の葉っぱが一気に茶色に変色するか落葉してしまいました。こうなったら、なんとか春まで本体が枯れずに芽吹くのを祈るしかありません。
お昼のお店もしまった、屋上のホースもしまった、「しまったしまった島倉千代子、困った困った駒鳥姉妹」の一日でありました、などとのんきなことを言っている場合ではありません。
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