植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

やっと間に合ったウチのバラたち

2023年11月27日 | 植物
崖っぷちにいた当地のJ1サッカーチーム、湘南ベルマーレが、一昨日の試合で最下位争い同士の試合が行われ、1-0で勝利し、最終節を待たずして「J1残留」が決まりました。J1とJ2では天国と地獄、興行収入からテレビ放送・観客数まで段違いになります。選手やスタッフの収入も激減し、実力がある選手は他のチームに引き抜かれ、高校生などのアマチュアの有望選手はそっぽをむいてしましますから、さらにチーム力が落ちます。

一旦下に落ちるとJ1復帰は至難の業であります。J2の22チームのうちJ1に上がれるのは優勝した1チームだけ、上位チームとJ1下位チームの入れ替え戦はありません。J1で無敵だったタレント集団の東京ベルディは2008年以降15年間上がってこれないのです。もしベルマーレが降格したら、それを跳ね返すだけの資金力があるスポンサーはいません。断言します。そもそも地元平塚の住民は、はっきり言って平民・元からお金のない町であります。資金援助など期待できるはずもありません。

ワタシと家内で零細企業を経営しております。以前数回5万円~10万円という大金をサポート企業として拠出した過去があります。しかし今年は、もしかしたら向こうの営業が泣きついてくるかと用意したお金は、すでに植木屋さんの支払いに回ってしまいました。こんなことだからこのチームは弱いのです。それでもなんとかやっと間に合って、今年の残留が決まってやれやれです。が、今更、サポートカンパニーとしてお金を出してと言ってきても、もう使ってしまいましたから間に合わないかもしれませんね。

それはともかく、この夏ワタシの体力・気力の低下で、10年誰の助けも借りずに管理してきたマイガーデンについに助っ人(植木屋さん)が入りました。へろへろになっているワタシと、荒れてきた植物園を見かねて家内が頼んでくれたのです。大きな木を伐り倒し、草刈りと剪定まで全部やって1週間近くかかりました。それがふたつき前。

で、その植木屋さんが母屋に先日から入っています。
こいつはいかん そう思いました。植木屋さんが入った後草むしりはやっております。ちょっとずつ端から体に負担が出ない・ほかの用事が無い頃合いやっていくので、ガーデン全体を草むしりすると約2週間くらいかかります。一巡した頃には、最初に手を付けた場所にはまた雑草が目を出しています。
植木屋さんは、うちの母屋の手入れが終われば、きっとマイガーデンを見に来るに違いないのであります。ワタシなら絶対そうします。

それで、急遽4,5日前から草むしりをしているのです。もし草ぼうぼうのところを見られたら何と思うか。
「なんだ、ここのご主人、口では一人前の事を言ってガーデナー気取りだけど、せっかく手入れしたバラ園がこの有様なら、口ほどにも無い。もう終わってるな」くらいの事ではなかろうか?
それでは癪に障るのでとにもかくにも雑草だけは抜かねばならぬ、と思ったのであります。今年の猛暑で、バラたちはすごく弱ったのです。季節が秋から冬に移った今になってようやく秋と認識したのですね。やや時期はずれましたが秋バラの開花シーズンであります。せっかくバラが咲いていても足元に雑草が生い茂っていたら台無しであります。なんとか、目につくところの草は片づけましたよ。

今朝はこんな感じです
オレンジなどの複色系のバラ「アルブレヒトデューラー」

香りの素晴らしい大輪種「ピース」戦争が無くなって欲しいですね

薄い黄いろの花びらが楚々として美しい名花「アプリコットネクター」

わが愛しの「イブピアッチェ」ちゃん。紫紅色で強香種の大好きなバラです。

これは有名な「パパメイアン」ビロードのような花弁が特徴であります。

遅まきながら、たい肥や腐葉土化成肥料などを施し、たっぷりと液肥入りの水を与えています。草取りもなんとかきれいになりました。あー間に合ってよかった。

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