久しぶりにコロナを書きます。
町はそろそろ年の瀬ムードで、人流の増加は顕著であります。銀行のATMコーナーは人が並び店舗の外まで行列が出ていました。車が増え、ショッピングセンターは駐車場へ入庫待ちの渋滞が出来ております。未明には保冷車や大型の運送トラックなどが列をなして走るようになりました。ガソリン価格の急騰を受けて、渋滞が無い深夜に走らせて燃料の倹約をしているのです。
こんな平塚のような片田舎でも目に見えて外を歩き店舗で買い物をする人が増えているのです。昨日は「日曜日」であることをうっかり忘れて、お気に入りの蕎麦屋に行ったら、満席でさらに予約の16名の団体がどやどや入って来ました。珍しくお昼が1時前と出遅れてお腹がすいているし、低血糖値ぎみになると嫌なので、待てずに別のとんかつ屋にいたしました。
理由は、コロナが劇的に沈静化したことと、みんな自粛に飽きてきた、そして懐も暖かいいうことに帰結しますね。ちょうど給料日の後の休日、民間の賞与も出始めるしともかくこれからひと月は、コロナに関わらず、どっと人出が増えるのは確実です。
では、なぜ、わが国で二月ほどの間完全に感染者が縮小しボトムの状態に入ったか、それを納得がいく科学的な説明は今のところ出ていません。世の中にこれだけ頭のいい人がいて、2年間コロナ一色で対策や研究が続けられていて、スーパーコンピューターがあり、ネットやスマホなどで無尽蔵の情報が溢れているのに・・・・
馬鹿なの?日本人は。厚労省も学者も研究者も医者も政治家も、バカばかりなの?
諸説あります。曰く、日本人は特異体質があってコロナを寄せ付けない、人流抑制が効いた(笑)。減ったように見えて実は検査件数が減ったからという珍説まで飛び出しました。マスクが性能がいいんだ、とか、ワクチンの効果という説もありますね。更に変異株が自滅したのではという楽観的な研究も発表されました。でも誰も本当のことは分からないし、明日は、来年はどうなるかさえ見当もつきません。
ワタシは、なぜコロナが感染するかのメカニズムを解明することが先決だろうと思います。どうして人から人に感染したのかを、実際に感染した行動の解析によって把握できると思います。介護施設や家庭内感染は対象外、よそからどこで何をしたら感染したかを突き止めれば感染の大半を防げます。日本は、個人情報やら人権などを振りかざして、まともな情報収集が出来ないので漠然とした推論ばかり歩き回ります。
それで、最も日本人が感染が少なくなったそのわけをここで発表いたします。その第一は日本人がスキンシップを好まないからであります。人との緊密な接触や目の前での口論、はたまたキスもしなければハグも握手も無しです。
ツバキがかかるほどまじかで口論したり怒鳴ったりくしゃみをすれば、それは感染しますよ。
日本人は滅多に夫婦間でも手を繋いだり接吻をいたしません。ワタシなぞは、ここ一年間以上振り返って、自分から人の体に触れることは一度もありません。医者が注射したり血圧を図ったり、美容院で頭を触られるくらいです。(おねえちゃんの手を握り耳元で愛を囁く、などといったことは生まれてこの方無いか)
それから、「怖さ」を身に沁みて感じたからでもあります。感染しても非常食が自宅に届けばいい方で、電話もつながらず自分の寝床で行き絶え絶えになり、運が悪ければ死ぬよ、とお上に脅かされました。それもあって、感染が沈静化しても、非常事態宣言が解除されても誰もマスクを外しません。つまりマスクは極めて効果的なのではないかという推論も成り立ちます。
では、これからどうなるかを予想するためのポイントは、一つには「防疫」水際作戦であります。日本の在来株が一定の抑制が効いて、さらにクラスター潰しをして一掃したとしても、海外から変異株のお土産を持参する帰国者や外国人が居たら何もなりません。折しも、南アフリカで発見された新型「オミクロン」はデルタ株のさらに上を行く感染力だと言われます。すでに欧州で複数の感染者が確認されていますが、まだ心配ないと呑気な姿勢であります。
そもそも変異株の命名はギリシア文字によっていますが、「κ 」カッパ「λ」 ラムダ、ミュー・ニュー続くのですが、Newと紛らわしいとして採用せず、次の「ξ 」クサイはなぜかスルーして「o」オミクロンとしました。クサイは「Xi」と表記され習近平の英語表記「Xí Jìnpíng 」となります。こんなところまで中国の指導者に配慮する国際機関など無い方がいいと思いますなぁ。
話は戻って、いよいよ忘年会シーズン、その先は暮、正月があります。籍だけは入れたウチの次男と三男も、保留としていた結婚式の日程をあげてきました。このまま第6波が来なければ日本人はシアワセでありましょう。あえて景気対策とか言って10万円を配ることも無し、Gotoなんかも無意味です。
コロナの野郎どこに行きやがった、とっ捕まえて酒と一緒に飲み込んでやる、と思うのです。
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