植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

旅の目的 大分のお土産物を買う

2023年05月16日 | 旅行
ワタシには初めて五日間連続で「旅行」のお題になります。それだけここ数年観光旅行に出かける機会に恵まれなかった証左になります。10年以上前は、旅行記専門のHPを立ち上げようと思ったほど旅行が多くて、ネタもたくさんあったのです。

今回の旅行は目的や楽しみが幾つかありました。故郷大分の観光地ですから、どこも自分が何度も行ったところや住んでいた地域なのです。
1.かつての職場の同僚(おばちゃんたち)を引き連れガイド兼ドライバーをする。
2.ひと月前に訪れた実家で、三日間作業した畑作りや柑橘類の植え付けの状況を見がてら、病気の兄の様子を見に行く。
3.各地で美味しいものを食べ歩く。特に魚介類・ウナギであります。
4.円安・物価高と「コロナその後」の地方の実態を調査し、観光地を視察する。
5.おみやげ物を買う。
6.旅割・地域振興券などの恩恵に浴する。
等々であり、飛行機代往復4万円ほどを支払ってお釣りがくるほどの価値があったのです。

そこで本日は、現地をよく知るグルメ(笑)のワタシがおすすめする「大分に行ったらこれだけは買うべし・お土産物」(ワタシが実際に駆って来たもの)をちょっとだけ紹介いたしましょう。

まずはちみつ・ジャム類であります。日田から由布市に至るお土産で、美味しくてリーズナブル、日持ちするものと言えばこれに尽きます。特に由布院には4軒ほどの専門店があります。
ほとんどが地元の養蜂家から生産されている、つまり空気と水がきれいでほとんど農薬も使っていない自然の花蜜からとれた100%天然はちみつです。こちらで数百円で売っているコンビニなどのはちみつは、中国産などの外国産、砂糖や水あめの添加物だらけでとうてい蜂蜜などと呼べない代物であります。
家内がパンや紅茶に毎日必ずひとさじ以上使うので幾つあってもいいのです。血糖値が高く糖質制限中のワタシは、滅多に口にいたしません。
ハチミツは、一つを兄のところへも持って行きました。糖尿病になると甘いものが欲しくなるのです。

ジャムは今回は定番ゆふいん「コトコトやjam kotokotoya」のジャムであります。湯布院に来て必ず買うものの一つで混ぜ物が少ない(ペクチン不添加など)厳選した素材を使った甘みを抑えたジャムで、イチゴをはじめブルーベリーやイチジクなどとても美味しく洗練されたジャムです。これも自家用でワタシもパンに塗っていただきます。


次は、「干しシイタケ」。本当ならば湯平温泉のお土産物屋さん「金子商店」の「冬菇(どんこ)しいたけ」に限るのです。近隣の山で作っている原木シイタケを買い取って乾燥させて売っているまさに現地でしか売っていない乾燥シイタケで大変美味しいのです。いつもなら数万円買っていって、ご近所のMさんやいとこの家にお土産で分けるのです。しかし残念なことに後継者がおらず、山が荒れて「しいたけ」が供給されなくなった、それが一番の理由です。売り物が無ければ仕方ありません。それなので、もっぱら日田から大分に向かう国道210号線沿いにある道の駅に立ち寄りながら良さそうな千円~2千円位のシイタケを片端から買いました。こんなのが10袋ほど(笑)。しかもこれには飽き足らず大分県で最も有名な老舗のデパート「トキハ」の地下2階で二箱一万円分も別途買い込みました。
写真上の左にあるのは天領日田、豆田町で一番の「赤司日田羊羹本舗 」のそのものずばり「日田羊羹」であります。日田の名水にこしあんと砂糖寒天のみで作っていて、木箱入りなので日にちが経つと少しずつ表面が固くなって独特の歯触りになる名菓であります。

これ以外にも真空パック入りの「関アジ」「関サバ」の干物・・・写真はありません、すでにワタシと家内のお腹の中であります。
天然アユの甘露煮、各種地鶏の炭火焼(8袋)です。これらもある程度日持ちするので、近所へのお土産や子供たちが実家に立ち寄った時に持たせるのに丁度いいのであります。

これ以外にも絶品「ワサビ粕漬」などの漬物類、「日田醤油」の高級合わせ味噌など口に入るものばかりで、食べられないものは小鹿田焼(おんたやき )の茶碗だけでありました。小鹿田焼というのは日田の小鹿田皿山地区 で手造りされる陶器で、とびカンナという独特の器具で細い線を規則正しく模様にする製法が特徴であります。
ちなみにこれに費やした金額は食べ物類だけで7万円ほどでありました。これらのいくらかはワタシの会社の経費・贈答費で落とすのもささやかな目的の一つであります。

シイタケ屋さんは、もう二度と訪れることもないと思います。お土産物の在庫処理に並んでいた絵葉書などを記念に買い求めたのであります。湯平は流浪の俳人「種田山頭火」さんが投宿逗留したことでゆかりが深いことでも知られています。


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