植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

さぁ もうすぐ始まる大一番

2022年01月27日 | スポーツ
今日はサッカーの「ビッグマッチ」が2試合行われます。
うまい具合にAFC女子アジアカップが夕方五時、男子ワールドカップの最終予選が夜7時からなので、共に重複しないで観戦出来るのです。

 まず女子は、予選リーグの最終戦、共に2勝ずつの韓国戦です。1次予選突破は確定ですが、ワールドカップの予選を兼ねているので、決勝トーナメントで上位6位までに入る必要があります。全勝して他のグループ2位と準々決勝で当たるのが有利なので、ぜひ勝って終わりたいのです。
 
 実力的にもFIFAランクでも日本の優位は揺るがないのですが、韓国は日本相手になると、非常にラフで無茶なことを仕掛けてきますし、国を挙げて日本憎しの姿勢なので楽観は出来ません。韓国の大黒柱は神戸レオネッサで数年間最強であった時代の中心選手「チ・ソヨン」でこの選手をどう抑えるかが鍵となります。韓国のメッシ(笑)などと呼ばれ、昔の澤穂希さんのような存在であります。現在のなでしこならば岩渕真奈ちゃんと同じようなポジションです。

 岩渕真奈ちゃんは、コロナが陰性になったので、やっとプレー可能となりましたが1週間のブランク・待機でトップコンデションになるか否かが心配であります。池田体制になってスタメン起用される選手に、田中美南と菅澤の両FWが居ますが、これまでの2試合では点が取れず、コンビとしてもうまく機能していません。また、期待の若手、遠藤純も調子が出ていません。

 前の試合では成宮が豊かな運動量と機敏なボールさばきが目立ちましたが、「消える」時間帯が多いことと、無駄な大きい動きが目立ったことが気になりました。好材料は「猶本光」ちゃんであります。日本のウィークポイントであったセットプレーからの得点を彼女が2点演出しました。課題のフリーキックが任せられる選手として固定してよかろうと思います。2試合を通じてほとんどのゴールが、彼女がプレーをした時間帯に集中しているのは偶然ではありません。

 もう一つのお楽しみが、男子の中国戦であります。これも実力では、はるかに日本が上、最終予選の戦績でも日本が4勝2敗に引き換え中国は1勝3敗2引き分けと負ける相手ではありません。ましてやホームの試合であります。

 問題は森保監督の選手起用(召集)です。過去の実績と海外移籍の選手のベテランに偏って起用していた結果、ピークを過ぎた選手が増えてきたのに、新しい選手を試そうとしません。酒井・吉田・柴崎・長友・大迫・原口などかつては輝いて実績十分な選手に頼った結果徐々に成績が下がって最終予選で2敗が先行する最悪のスタートとなりました。今回は吉田・富安の大黒柱のディフェンダーを怪我で欠いています。急ごしらえのディフェンスは守りに不安があります。

 更に、攻め上がりが出来ず途中交代が必要な長友、ワントップながらずっと点が取れず絶好のゴールチャンスを外し続けている大迫は、この際スタメンから外すべきなのです。凋落し帰化選手頼みの中国に、よもや負けることは無かろうと思います。しかし、グループ3位オーストラリアとは勝ち点差が1,得失点差は3点も少ないのです。本来同順位に並んだことを想定して、大量に得点しなければならないのですから、復帰した久保君や前田大然 、田中碧などの若手にゴールラッシュを期待するのです。

 あと数時間で試合が始まりますが、いずれの試合も、勝って当然で地力に勝ると信じるものの、心配性のワタシは不安ばかり先に出て来るのであります。
 
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