リタ・カッツ
ウクライナのネオナチ問題については、当ブログにおいて、動画や論考を紹介することで何度も触れました。
それはなにも、プーチンを擁護するためではありません。
アゾフ連隊というネオナチ組織がウクライナ政府によって公認され、2014年以来、正規の政府軍として国内のロシア系住人に対する暴虐・弾圧・虐殺を繰り返してきた事実を指摘すべきであると考えたからです。これは、国連や日本の公安調査庁がともに認める事実です。
さらには、ブリズマというウクライナの最大手の石油会社を牛耳るコロモイスキーが、ゼレンスキー大統領の資金源であり、アゾフ連隊の資金源でもあり、バイデンの息子のハンター・バイデンがそのブリズマの役員に納まっている事実を指摘すべきであるとも考えたからです。
そうしていまや、及川幸久さんの今回の動画によれば、世界のネオナチ連中がウクライナに集結し、ウクライナがネオナチ運動の中心地になりつつあるとの由。そうして、アゾフ連隊を核とするウクライナ・ネオナチが、あのISISのような国際的組織として台頭するかもしれないというリタ・カッツの見解を紹介しています。リタ・カッツは、テロリズムのアナリストで民間の諜報機関SITEの創設者です。
また、HaranoTimeseさんの今回の動画によれば、ウクライナ政府はアゾフ連隊に肩掛け式ミサイル(ジャベリン)などの武器をいち早く提供し、また西側諸国が供与している武器も彼らに流れているとの由。もしもウクライナ東部のドンバス地方やクリミア半島がロシアの手に落ちることをゼレンスキーが許容する形で戦争が終結したら、今回の戦争で存在感を増したアゾフ連隊は志を同じくする協力者たちと政府転覆などの過激な動きをするかもしれない、とも。
つまりアゾフ連隊を核とするウクライナ・ネオナチは、目下潜在的な脅威となりつつあるのです。
ゼレンスキーの演説にスタンディングオベーションで応え「感激した」「素晴らしい」などと能天気なことを言っている場合ではないのです。私たち極東の住人は、情に訴える情報にばかり振り回されるのではなくて、まずは事実を冷静に直視したうえで、ウクライナ情勢に対処すべきでしょう。とくに権力者たちは。でないと私たち一般国民はとんだトバッチリを喰らうことになりかねませんので。
詳細については、よろしかったらごらんください。
【日本語字幕】(コメント欄も)戦場ジャーナリストが語るウクライナのネオナチアゾフ連隊、ウクライナのアゾフ連隊に密着した経験に基づく話
2022.3.26【ウクライナ】世界各国のネオナチがウクライナに結集!【及川幸久−BREAKING−】
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