頼朝達の小舟は真鶴から相模湾を西に安房の鋸南町竜島辺りに上陸したと
伝えられています。散歩会で2003年頃この辺りに行きました。
頼朝上陸の碑と説明版、この場所から眺める夕日は圧巻だそうです。
今でもよく覚えているのは鋸南町は「見返り美人」の絵で有名な江戸時代の浮世絵画家、
菱川師宣の生誕地だということです。
頼朝は上総介や千葉介に応援を要請する使者を送る際、洲崎神社に参拝をしたと云われています。
そして又、航海の無事を感謝して、参拝したといわれています。洲崎神社は標高110mの
御手洗山中腹にあり、太平洋を一望出来るほか、富士山を眺めることもできます。
その後、外房川の鴨川市太海の海岸から50mほど離れた、海に浮かぶ仁右衛門島に渡りました。
頼朝が追手に追われた際に平野仁右衛門氏の先祖がこの島に匿い、そのお礼として、
頼朝からこの島を与えられたという伝説が残っています。
先代の仁右衛門さんが81才でご夫婦ご健在でした。現在の仁右衛門さんは38代目です。
仁右衛門島で頼朝が匿われた洞窟。撮り方が悪いのですが、奧の赤門の後方に洞窟が見えます。
仁右衛門島は頼朝や日蓮聖人の伝説が残る風光明媚な場所です。2017年にも娘と訪れました。
島内には南国を思わせる樹齢600年以上の大ソテツや海浜植物も豊富で島主の住居もありました。