群発頭痛ってご存知ですか。 群発地震ではなくて群発頭痛です。
群発頭痛は、頭部の片側又は目の周囲に生じる耐え難い重度の痛みで、
目をえぐられる様な痛みが1時間位続くそうです。 1日に数回起きる場合もあり、
通常それが1~3か月にわたって続き、 (群発期)数か月から1~2年間、
発作が休止したりします。
娘婿のBさんが30代中頃、2時間の遠距離通勤中で体調悪く頭痛持ちになって
「群発頭痛」と診断されるまでには、長い時間が掛かりました。
3才の男の子の下に、双子の女児が産まれて1~2年経った頃でした。
その頃は原因も治療法もあまりよく分かっていなかったようでした。
稀な病気で1000人に約1~3人とかの割合で発生すると云われ、男性が
85%とされていましたが、最近では男女差が縮まっているそうです。
詳しいことは知りませんが、発症当時から特効薬の様な薬もなく、
保険も効かない手探りの状態の治療だったようです。
3年前にコロナが世界中に蔓延して、1年位でワクチンが開発されて
人々はその恩恵に浴しました。 「必要は発明の母」とか言われますが、
稀な病気に関しては、研究する人も少ないせいか、特効薬のようなものの
開発も全世界あげてというように早急には進まないように思い受けます。
群発頭痛に関しては、それでも最近では皮下注射や在宅酸素療法など
4年前に保険適用が承認されました。齢をとると、治まると聞いたこともありますが、
Bさん60才にならんとしていますがまだ続いているようです。
最初の頃、あまり丈夫でもない娘も倒れると大変なので、私が子育ての手伝いに
通っていましたが、往復時間が結構かかり困難でした。
娘一家はそういう事情もあって、我が家の近隣に越してきました。
それから20年余、出来るだけの援助はしてきたつもりです。
もう少し海外旅行をしたかったのが心残りでしたが。
早いもので 幼かった双子の孫娘達も今年大学院を卒業して就職、社会人になりました。
かなり厳しい職場で働いているようですが、心優しく性格の良い 2人なので、
しっかりと自立していけると思っています。社員寮に入った2人とはLINEで繋がり、
日々交信して、何でも相談もしてくれて嬉しいような有難い日々です。