長崎は9日、76回目の原爆の日を迎えた。(昭和20年8月9日)
「長崎の鐘」を聴いているとズシリと心に響くものがある。
この歌には一つも原爆の言葉は出てこない。
しかし、直接的に伝えたほうが良い場合もあるが、聞く人の想像力に訴えたほうが良いケースもある。
「長崎の鐘」は、サトウハチロー作詞、古関裕而作曲で昭和24年に作られた。
この時は藤山一郎が歌っている。
私は陸上自衛隊中部方面音楽隊の鶫(つぐみ)真衣さんの歌が好み。
凛とした透明さが良い。
こよなく晴れた青空を 悲しと思うせつなさよ
うねりの波の人の世に はかなく生きる野の花よ
なぐさめはげまし長崎の ああ長崎の鐘が鳴る
薔薇(ピース)
このバラは第2次世界大戦の終了を記念し、平和への希望をこめて命名された。永遠の銘花と言われている。
八重咲きの大輪花をつけ、黄色の花弁にピンクの覆輪をつける。
バラの愛好家はぜひこのバラを育んで欲しいものである。
日本は唯一の被爆国として、先頭に立って為すべきことがある。
それは「核兵器禁止条約」の批准である。いよいよ来年1月22日発功する運びになる。
ところが日本政府は米国の「核の傘」に守られていることを言い訳にして、批准を渋っている。
(核大国米国、英国、ロシア、中国、フランスは条約に署名していない)
早急な批准がむづかしければオブザーバーとして第1回締約国会議に出席すべきだろう。
イヌエンジュ
ニセアカシアに似ているが花が少し小ぶりだ。
エンジュ(槐)ーー中国では高官に出世すると庭に植える風習がある。幸福を呼ぶ縁起の良い木。