「国難だから政権批判をするな」という人たちがいる。
思い起こしてほしい。この国はわずか80年ほど前に、無能な指導者たちが神の国の妄想に入り込んだ。
そして実力もわきまえず無謀な戦争に突入し破滅的な敗戦を被ったのである。
この時の政権は国家社会主義と強固な官僚体制を合体させたものだ。
(今の安倍政権も官邸官僚に乗っ取られて裸の王様の安倍晋三が踊らされているのだ)
この反省があれば、こんな発言は出来ない。
今が国難だというが、その国難に対してまともな方策を打ち出せない政権自体こそ「国難」であろう。
最悪の事態になっても責任は取りたくないなどと言う指導者が信頼できるわけがない。
おかしいことはおかしいと声を上げて軌道修正させることが、民主主義国の真の力なのだ。
責任も取れない指導者に唯々諾々と従うことこそが、大問題。
安倍晋三も小池百合子もオリンピックにうつつを抜かして国民の生命を二の次にした。
遅きに失したが小池百合子はねじを巻き戻しているのでまだ救いがある。
日本人はどうも最悪の事態を想定できない。
安易な楽観論で乗り切れると考えてしまう。あるいは諦めてしまう。
自然災害が多かった環境にあったがためにそのような考え方が主流を占めたのだろう。
しかし今回のコロナウイールスはその考えでは乗り切れない。
我が国が参考にすべき国はドイツと韓国だろう。
検査を十分に行っており、尚且つ死者数が少ないからだ。
ドイツ 感染者 11万3296人 死者2349人 (2020.4.9)
韓国 1万423人 204人 (2020.4.9)
日本 7593人 144人 (2020.4.11)
日本の実態はこの数字が正しいのか疑問を持たれている。隠れ感染者がこの数倍いるのではなかろうか?
死者も検査をしないからコロナとわからずに肺炎で処理されているかもしれないのだ。
当面の対策
①検査を十分に行う。検査しなければ実態が把握できない。(韓国はドライブスルー方式)
②軽症者は別途隔離する。
③中・重症者は専門病院で。(ドイツはベッド数が充実している)
要は医療崩壊を絶対にさせないことだ。ここが最重点項目。
安倍政権批判によってこの国を正しい軌道に乗せていくべきだ。
安易な応援はこの国の道を誤る。