性的少数者への理解を広げるための「LGBT理解増進法案」が、たなざらしになっている。
自民党の保守派?と言われる人たちが反対しているからだ。
なぜ反対するかと言うと「日本の伝統的家族観」に反するからだという。
しかしこんな時代遅れの反対に対し、自民党内からも不満や危機感が出てきた。
ある閣僚経験者、
「多様性こそが活力を生む。理解増進法すら出来ないのであれば、自民党は終わってしまう」
おりしも日本を除くG7の駐日大使が、連名でLGBTの人権を守る法整備を促す岸田首相あての書簡をまとめたという。
主導したのは米国のエマニュエル大使。
彼はバイデン大統領とツーカーの間柄、なかなかの策謀家と言われている。
G7前に国会を通過させないと、岸田首相はG7首脳を前に「恥をかく」だろう。
この法案に反対しているのは安倍派なのだが、その安倍派が割れていてまとまらないようだ。
高市大臣も反対派だが、総務省文書で追い詰められて(一時更迭説が流れたようだ)発言力ほぼ無し。
統一地方選挙が終わればバタバタと話を進めてG7前には可決させるだろう。
それにしても「みっともない茶番劇」を続けるものだ。