行雲流水の如くに

日本の新聞は生き残れるか?ーーアクセスジャーナリズムの限界

北海道比例選出の堀井学衆院議員に、違法香典配布の疑いで家宅捜査が入った。

地元では堀井議員はもう終わった人とみなされており、何で今ごろ?という感じがするのだが。

大谷翔平を模して「二頭流」なるややふざけた言葉を使うが誰も評価しない。

かってはスキンヘッドだったがこのところふさふさした地毛?だ。

検察の動きを深読みすれば、

①検察は裏金問題は終わっていないと考えている②女性検事総長誕生で検察内部でパワーバランスに変化が?

新聞各社はそろって大きく報道している。

検察のリークだが、もし小さく報道すれば検察ににらまれて次から情報が入らないリスクを負う。

ここに権力とメディアの「インサイダー体制」(ある意味では持ちつ持たれつの関係)が出来上がっている。

 

このような「アクセスジャーナリズム」に陥らないようメディア側の自己規制が求められるが、難しい。

それはメディア側に大きな反省が無いからだ。

良い例が朝日新聞の今野某という記者の蓮舫氏や米山議員への礼儀を欠いたチンピラのような発言。

10年以上にわたって菅、岸田番をしていたという驕りから、すっかり取り込まれてジャーナリズム魂を失っている。

 

新聞社は、購読者からの収入と自立した収入(例えば不動産収入)で経営し、広告収入は極力減らしていくべきだろう。

そして「調査報道」に力を注ぐべきだ。

真実よりもフェイクニュースが人を動かす時代になってしまった。

だからこそ「ストーリー」に流されることなく「真実」を重視する新聞の立ち位置が求められる。


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コメント一覧

megii123
shimaさん、こんばんは。
スシロー氏には、噂によると官房機密費がかなり流れているとか。
このような見え透いた政権の腰ぎんちゃくを使うメディアの方も見識が問われます。

岸田政権になって少し減ったと思いますが大手メディアの幹部が安倍政権とよく会食を重ねていました。
ジャーナリストというよりは、普通のサラリーマンですね。
fumiel-shima
行雲さん、こんにちは。

例が適切ではないかもしれませんが、あの「スシロー氏」のように安倍政権時代から政権擁護に徹し、政権の腰巾着のような政権寄りのメディアの姿も見苦しいものですね。
「人の振り見て我が振り直せ」ということにも気づかないような
マスメディアは受け入れられないでしょう。

「虎の威を借る狐」と言う言葉もありますが今やその虎には
「威光」も「威勢」もありませんね。
megii123
sakuranboさん、こんにちは。
新聞社と雖も利益を出さなければ企業として存続できません。
それで目に見えない力(電通の企業広告の差配)が、大きな力を持っています。
電通が影の軍師かもしれませんね。
sakuranbo-doghotel
残念ながら、今のマスメディアは自民党の宣伝ツールでしかありません。
megii123
sakuranboさん、おはようございます。
古賀茂明氏の指摘は鋭いですね。
古賀氏が指摘する今の大手マスメディアの問題点はその通りです。
しかしSNSの世界へ一足飛びで行くのはもっと問題かもしれませんね。
新たな再生を期待したいものですが、出来るかどうか?
sakuranbo-doghotel
まさに古賀茂明氏が指摘されている通りですね。https://dot.asahi.com/articles/-/222279
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