行雲流水の如くに

公明党、我慢の限界に来たか?

公明党は、「福祉と平和の党」と言われている。

だがもっと本質的なことを言えば「潔癖さ」が核にあるのだろう。

その意味で、ややダーティ色の強い自民党と20年以上にわたって連立を組んでいることは不思議な気がする。

しかし「裏金問題」を未だに引きずる自民党に、「堪忍袋の緒」が切れかかっている。

 

ただ20年にわたる腐れ縁的な関係は簡単に切れないだろう。

何といっても自民党を敵に回した時の手ごわさは骨身にしみているはずだ。

自民党は、池田大作氏を国会に招致すると揺さぶりをかけたこともあるのだ。

ただ7月にある参議院選挙の状況によっては「政権離脱」も有り得るだろう。

「同じ穴の狢」には見られたくないのだ。

 

少数与党政権がそれなりに続いて生活者目線の政策が実現できるのであれば、それもまた良し。

有権者は、「熟議と公開の国会」をしっかり見守るべきだ。


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