行雲流水の如くに

衆参同日選の可能性はあるか?--安倍政権のハードルは高い

安倍政権は昨年末段階で、明らかに衆参同日選を狙っていた。
日ロ平和条約の締結を争点にすれば勝てると踏んでいたはずだ。(2島先行返還でもだ)
しかしプーチンのほうが数段上手で、交渉のたびにハードルを上げてきた。もう無理だろう。

憲法改正も野党が乗ってこないので憲法審査会の会合すらできていない。
これも無理だ。

あと残されたネタは、消費税の先送りを争点にするしかない。
自民党の萩生田幹事長代行、
「やめるとなれば、国民の了解を得なければならないから信を問うということになる。」
しかし迷いも垣間見られる。
「ダブル選挙というのはなかなか日程的に難しい。G20サミットもある。」

日程以上に高いハードルになるのは公明党が了解するかだ。
公明党はかねてから同日選には反対している。
もし強行すれば公明党の協力はお座なりなものになる。同日選が自民党有利とは言い切れない。

このまま消費税増税に自民党が突っ込んだら、今度の参院選は安倍晋三にとって「悪夢」になるだろう。
野党は「消費税増税反対」でまとまることが出来る。

財務省が発表している主要税目の税収の推移を見れば、明らかに法人優遇の安倍政権のスタンスがわかる。
法人税を減税して今や法人の内部留保は500兆円近くになろうとしている。
一方消費税増税で国民の消費支出はほとんど伸びず耐乏生活を強いられているのだ。


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