行雲流水の如くに

103万円の壁、3党合意したが同床異夢の砂上の楼閣。

国民民主党がかねてから主張していた「103万円の壁」について、自公政権は何とか飲み込んだようだ。

しかし細部の詰めは税制協議に持ち越されて先送りされたため、本当にまとまるかはよくわからない。

自民党の本音は、国民民主を「実質的与党化」することだが、国民民主は「我々はあくまで野党だ」と主張する。

 

自民党はドラキュラのような政党だ。

政権入りしたくて近寄ってくる野党の生き血を吸って生き延びてきた。

新自由クラブとか社会党はいつの間にか消滅してしまった。

自公政権は過半数割れしたが、虎視眈々と国民民主を狙っている。

玉木代表はグラビアアイドルに入れ込んで不倫するようなレベルだから脇が甘い。

不倫がばれた代表の続投をすぐ認めるような政党では、自民党の格好の餌食になるだろう。

 

国民民主党の主張をそのまま飲めば7兆6千億の税収減になるが、代替案が何もない。

「財源は政府が考えることだ」と主張して強気一辺倒だが無責任極まりない。

駄々をこねる子供のようなものだ。

あまり調子に乗らないほうが身のためだ。

制限なき財政拡大は将来世代につけを残すだけ。

 

花発(ひら)きて風雨多し  

花が咲くころは、とかく風が吹いたり雨が降ったりしがちで花もむなしく散ってしまう。


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コメント一覧

megii123
kenちゃん、こんにちは。
現在の1200兆円の借金は国債でまかなわれています。
一方で日本には資産があるから大丈夫、という意見も根強くあります。
しかしその資産の中身が問題で、すぐに売却できないような資産まで含めて行っているのなら問題がありますね。
会社なら本社ビルを売ればなんとかなる場合でも、国の資産である道路や土地など売るわけにはいかないでしょう。

また別の角度から注意しておかなければならないのが、日本国債の格付けです。
米系3社の格付け機関は現在Aランクの下位の格付けをしています。
これがBランクに落とされたら大混乱でしょう。
日本の銀行の格付けも落とされる可能性があるわけです。

ポピュリズムに注意しないといけませんね。
SNSばやりですが、後先考えずにいいことを言うのはロマンス詐欺というのでしょうか?
knsw0805
行雲さん、おはようございます。
「制限なき財政拡大」私はいつも不安に思っていますが、国・地方の借金は1200兆円にものぼっていますよね。「ある議論では国の借金は長期間に渡って地道に国民の税金で返していくしかない、また別の議論によると実質的な政府の借金総額は約120兆円となり会計学上健全な額の純負債総額なので何も心配が要らない」二つ目の意見は果たしてどうなのか、会計学上の問題なので学者の意見を待つしかありませが、「財源は政府が考えることだ」は最も危険なそして無責任な意見であります。玉木も国民民主も自民党の狙い(与党化)がはっきりとしているのに自民に擦り寄る姿勢が情けないですね。「屋上屋を重ねる」ということばがありますが、まさに今の自民や玉木・国民民主を見ているとその言葉がぴったりです。「花発(ひら)きて風雨多し」行雲さんの気持ちが分かります。
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