国民民主党がかねてから主張していた「103万円の壁」について、自公政権は何とか飲み込んだようだ。
しかし細部の詰めは税制協議に持ち越されて先送りされたため、本当にまとまるかはよくわからない。
自民党の本音は、国民民主を「実質的与党化」することだが、国民民主は「我々はあくまで野党だ」と主張する。
自民党はドラキュラのような政党だ。
政権入りしたくて近寄ってくる野党の生き血を吸って生き延びてきた。
新自由クラブとか社会党はいつの間にか消滅してしまった。
自公政権は過半数割れしたが、虎視眈々と国民民主を狙っている。
玉木代表はグラビアアイドルに入れ込んで不倫するようなレベルだから脇が甘い。
不倫がばれた代表の続投をすぐ認めるような政党では、自民党の格好の餌食になるだろう。
国民民主党の主張をそのまま飲めば7兆6千億の税収減になるが、代替案が何もない。
「財源は政府が考えることだ」と主張して強気一辺倒だが無責任極まりない。
駄々をこねる子供のようなものだ。
あまり調子に乗らないほうが身のためだ。
制限なき財政拡大は将来世代につけを残すだけ。
花発(ひら)きて風雨多し
花が咲くころは、とかく風が吹いたり雨が降ったりしがちで花もむなしく散ってしまう。