行雲流水の如くに

歌は心でうたうものーー谷村新司と八代亜紀

谷村新司や八代亜紀は私よりは少し下の年代だが、共に戦後の時代を過ごしてきた。

歌を聴いていると相通じるものがある。

それは詞でありメロデーによるのだろう。

逆に、今の若い人たちの歌を聞いてもピンとこないのはやむを得ない。

「歌は心でうたうもの」と言ったのは作曲家の船村徹。

その通りだと思う。

 

数日前から寒波襲来で吹雪いている。

 

30代のころ仕事が終わると同僚と居酒屋に直行する。

その後はカラオケへ。

八代亜紀の「雨の慕情」や「舟歌」は良く歌ったものだ。

八代亜紀は、歌手を目指して熊本から16歳の時に上京した。

そして18歳の時に次のように心に決めたという。

「悲しい歌こそ、楽しい声で。楽しい歌は切なく歌おう」

18歳にしては何とも深い考えで、おそらく直感的なものだと思う。

ご冥福を祈りたい。あの世でも思う存分歌っていることだろう。

 

雪が舞い風が強い時は、外には出ずに家の中で過ごす。

パズルが頭の体操にちょうど良い。

ターシャ・チューダの庭。

ターシャは犬好きだったがコーギーしか飼わなかった。

犬の名は歴代「メギー」


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コメント一覧

megii123
kenちゃん、こんにちは。
舟歌を歌う時は、やはり日本酒が良いのでしょうね。(笑い)
この詞は阿久悠ですね。
ポップス演歌、ですか。
なるほどそうかもしれませんね。
100歳くらいまで歌っていて欲しかったですね。
megii123
四季の彩さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

歌うために生まれてきた人というのはいるようですね。
美空ひばりがそうだと思いますが、八代亜紀もそんな感じがします。
「演歌の源流と短歌」について、私も大いに興味があります。
是非掘り下げて御研究ください。
このような会話が出来たことで新しい興味が湧いてきました。
knsw0805
行雲さん、おはようございます。

カラオケで「八代亜紀の雨の慕情・舟歌を良く歌った」とのこと、私も舟歌は良く歌いました。Shouさんにも書きましたが一時十八番でした。私が思うには八代亜紀は「演歌の女王」と言われていますが若干違うのではと思います。作詞阿久悠作曲浜圭介コンビが多いと思いますが、ポップス演歌位かなあと思います。いずれにせよ73歳の若さで亡くなって残念です。故人の冥福を祈ります。
shou1192_2010
「行雲流水の如くに」さん おはようございます。

八代亜紀さんは18才の時「悲しい歌こそ、楽しい声で。楽しい歌は切なく歌おう」と心に決めたとのこと。おっしゃるように直観とは言え、深い想いを表していると感じます。最も多感な時代、その数年間の真摯な、密度の濃い人格形成の賜物とも感じます。

なお、いつも、私のブログへ温かなお心の籠ったコメントを頂きありがとうございます。

このブログにも記しましたが、かつて、八代亜紀さんのフアンを表明するのはカラヤンフアンの多い職場の雰囲気から、躊躇われる雰囲気が少なからずありました。
しかし、開発プロジェクトの過酷な状況に疲弊した心に響いた音楽はクラッシックではなく、八代さんがハスキーな声で唄う演歌でした。

「行雲流水の如くに」さんは「根っからの演歌ファン」と伺い嬉しい限りです。
おっしゃるように、演歌は「民謡」の流れ、さらに古くは「梁塵秘抄」であり、自由民権運動の「演説歌」等々、人々の哀歓や叫び、つぶやきが自然発生的に歌に結びついていったとも感じています。その意味では万葉集の東歌にも通じるものも感じます。「演歌の源流と短歌」等、少し掘り下げて学んでみたいと思います。意義深い楽しい示唆を頂きありがとうございました。

このような会話ができ嬉しいです。これからもよろしくお願いします。
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