経済評論家の古賀茂明氏が、自民党員への世論調査を入手してユーチューブで公表している。
その内容がかなり衝撃的だ。
自民党員は110万人位いるようだが、基本的には自民党大好きであろう。
要するに何があっても自民党に投票するという岩盤支持層だ。
石川さゆりの「天城越え」の世界。
何があってももういいの くらくら燃える火をくぐり あなたと越えたい天城越え
ところがこの支持層がかなり揺らいでいる。
今どの政党を支持するか?という質問に対し、
自民党と答えた割合が67.5%だ。
約3割の自民党員が支持なしか他の政党(立民や共産を含む)を支持するとしているのだ。
やはり自民党の裏金問題は大きなダメージになっているだろう。
特に中小企業の経営者にしてみたら許せない。
自分たちは領収書をきっちり集めて納税しているのに、裏金をもらって領収書無しで使い放題だ。
次の衆院選で自民党候補に投票するかという質問に対し、たぶん投票しないと答えた割合が22.5%だ。
これもかなり衝撃的だ。
岩盤支持層が崩壊しつつある。
岸田首相に期待するのは無理だが、若手や中堅のクリーンな議員たちから改革の火の手が上がらない。
親分衆がダラダラと政治倫理審査会に出る出ないのこんにゃく問答。
いくら自民党員という身内でも、もう見るに堪えないということだ。