行雲流水の如くに

岸田政権は安倍・菅政権よりも危険だ

幽霊の正体見たり枯れ尾花、と言うことわざがある。

恐怖心があると何でもないものまでが恐ろしいものに見える、というたとえ。

岸田派は国会議員43人の第4派閥だ。

岸田首相は、常に安倍晋三無き最大派閥の安倍派の意向を忖度しなければならない。

(麻生派や茂木派はあまりあてに出来ない)

だが安倍派が一本にまとまっているかと言うとそんなこともない。

見えない影におびえて戦後国是として守ってきた「専守防衛」を破り、今度は原発の60年超の運転に足を踏み入れた。

 

昨日の国会中継で、辻元清美議員の質問はポイントを突いている。

トマホークと言うミサイルは時速900キロ程度で、とにかく遅い。

イラク侵攻の時に集中して大量にぶち込んだようだが、効果は疑問符がつく。

このレベルでは敵基地に打ってもほとんど撃ち落とされるのではないか。

スタンドオフミサイルとして南西諸島の防衛に使うようだが。

 

また原発の運転期間は原則40年、原子力規制委員会が認めれば最長20年延長できる。

ところが今回、運転停止期間も延長できるとしたのだ。

しかしこのことについての科学的知見はない。この点を詰められてもまともな回答が出来ない。

電気代が上がっているからとにかく原発を動かそうという原子力村の意向に沿った決定。

 

原子力村の中心にいるのは各電力会社と経産省だ。

その経産省を抑え込んでいるのが安倍派、世耕元通産大臣や西村現大臣そしてキーマンは首席秘書官の嶋田隆。

嶋田は、開成高校で岸田の2年後輩、経産省の事務次官も務めた。

 

岸田文雄は安倍晋三の影におびえて危ない橋をどんどんわたり始めた

「雪仏の水遊び」にならないことを祈るのみだ。


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