入管難民法改正案をめぐる国会審議で、日本維新の会の梅村みずほ議員の発言が物議をかもしている。
名古屋の入管施設でなくなったウイシュマさんについて、次のように発言した。
支援者の一言が「病気になれば仮釈放してもらえる」という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながった恐れも否定できない。
梅村議員のスタンスは、窮地の外国人という弱者に寄り添うものではない。
ことさらにウイシュマさんや支援者を攻めようとする姿勢ばかりが目立つ。
これは梅村議員個人だけのスタンスかというとそうとも取れない。
本会議での質問は党を代表したものであり、党の政策部門が内容をチェツクしていたという。
この党全体が「人権感覚」の欠如ありと疑わざるを得ない。
18日の参議院法務委員会での梅村議員は、執拗に斉藤大臣や入管庁の西山次長に絡んでいた。
梅村議員の保護者のように付き添っていたのが鈴木宗男議員だ。
北海道で大地の会を立ち上げたが、いつの間にか維新の会にいたのだ。
なんともしぶといタイプだ。
委員会では他の議員を恫喝するように声を荒げていたが、維新の会のお荷物になる可能性充分だ。
しぶといと言えば音喜多駿政調会長もそうだ。
小池百合子東京都知事にぶら下がっているとばかり思っていたら、今は維新の会にいる。
今回の責任も重大だが梅村議員に責任を押し付けて逃げ回るのだろう。
維新の会の看板政策は、
①公務員削減②小さな行政機構③規制改革
20年ほど前に見かけた小泉・竹中改革に瓜二つだ。
この政策の誤りはいろいろ指摘されているのだが、維新支持者はこのような新自由主義的政策に魅かれるのだろうか?