行雲流水の如くに

広島サミットの開幕を睨みながら物価だけは上がっていく

G7広島サミットが開幕中だ。

主要な議題は「核無き世界へ」ということだが、現実の世界はプーチンという独裁者により一触即発の危機にある。

原爆ドーム前のセレモニーは歌舞伎座の舞台を見ているようでまるで現実感がない。

当面は「核無き世界」などありえないというこの暗黒の世界。

プーチンに核使用させずウクライナの勝利を目指すという難題を解決する方が先なのだろう。

 

一方消費者物価はじりじりと上がっており収束の気配は見えない。

4月は前年同月比3.4%の上昇。

主な要因は、食料品で9.0%、家事用消耗品で12.6%の上昇。

電気料金値上げも認可されたからさらに家計を直撃だ。

 

このような家計の苦境を知ってか知らずか、岸田政権は防衛費を倍増するという。

岸田首相は、「安倍首相も出来なかったことを俺はやった」と周りに漏らしているようだが、慢心した時が危ない。

G7の宴が終わった後に、

祇園精舎の鐘の音が鳴らないことを祈るばかりである。

願わくば長崎の鐘が鳴って欲しいものだ。

なぐさめ はげまし 長崎の ああ長崎の鐘が鳴る


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コメント一覧

megii123
shimaさん、こんにちは。
「核無き世界」を目指すのであれば、被爆国の日本が率先して「核兵器禁止条約」の旗を振るべきです。
御指摘の通りです。
アメリカの露払いのようなスタンスでは、信頼するのは難しいですね。

「こよなく晴れた青空を悲しと思う切なさよ」
このような表現の深さは、戦争を体験しなければわかりませんね。
本当に、「嬉し」と思う世界を望みたいものです。
fumiel-shima
行雲さん、こんにちは。

G7サミットの効果や成果・・と考えると疑問符が多いと思いますが、唯一の被爆国である日本の首脳は「核兵器禁止条約」に参加もせず、核廃絶を語る時に「核保有国との橋渡しを・・」と繰り返すだけで実際には「核兵器禁止条約」には後ろ向き(反対)ですから何をか言わんやですね。

本来ならば主権国家ですから「核の傘の下」など気にせず先頭を切って廃絶のための行動を起こさなくてはならないところだと思いますが現状は「虎の威を借る狐」であり、またイソップ物語の「こうもり」のような態度で信頼には程遠いですね。

本当に諸行無常の鐘が鳴るようなことにならないでほしいですね。
そしてこよなく晴れた青空を「悲し」と思わず「嬉し」と思う世の中にすべく各国の首脳は心血を注いでほしいものです。
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