賭け麻雀で検事総長の座を棒に振った人がいたが、こういうのを「嵌張(かんちゃん)待ち」にはまったとでもいうのか?
もしくは「チョンボ」をチクられた、とでもいうのだろうか?
嵌張待ちーーー落とし穴にはめるような待ち方
チョンボーーうっかりまちがえること
麻雀というかなり知的な遊びに「雀」の字が入っている。
竹をモチーフした「索子(ソーズ)」からの連想とか、牌(パイ)をかき混ぜる音が、竹やぶに群がるスズメの鳴き声のように聞こえるから、ともいう。
中国の標準語では「麻雀」はゲームではなくスズメという鳥を表す。
ゲームのマージャンは「麻将」と書くようだ。
北海道には本州で見られるような孟宗竹は見られない。
そのかわりクマザサの繁殖が半端でない。次の世代の林床のためには望ましくないのだが。
学生時代には良く麻雀をした。
私は体育会系でどちらかというとノンポリだったので「徹マン」ーー徹夜麻雀もしばしば。
麻雀仲間にものすごく麻雀の強い人間がいて(学科の成績はあまり良くない、落ちそうな単位の教授に一升瓶を持って頼みに行ったくらいだ)このゲームにはぜったい博才が必要だと思ったものだ。
彼は証券会社に入ったが中堅どころになったころに自分で相場を張って失敗してしまった。
芸は身を助くではなく、身を亡ぼすことになった。
検察官がつけるバッジは「秋霜烈日」を表す。
そのバッジを外して「賭け麻雀」を勿論したのだろう。
このところ気温はじりじり下がってきている。まさに「秋霜烈日」だ。
薔薇たちは切り花で室内で楽しむことに。