名盤まとめブログ

ジャンル問わず名盤をまとめていくブログです。私は音楽ゲーム愛好家でもあり、音ゲー曲もまとめるのでぜひ聴いてみて下さい♪

【音楽アルバム紹介】Grace(1994) - Jeff Buckley

2024-01-06 21:00:00 | ・1990年代(洋楽)
アメリカのシンガーソングライター、ジェフ・バックリィの唯一のオリジナルアルバム。

父親は60年代に活躍した歌手ティム・バックリィ。
子供の頃からレッド・ツェッペリンを聴くなど音楽好きな人物であり、本作は長い下積み期間の末にリリースされた作品。

力強くも繊細な神がかったヴォーカルが特徴。
まさに美声の持ち主であり『天使の歌声』と称されるほど。
楽曲の構成も上手く、生々しいオルタナティブロックにジェフ・バックリィの美しい歌声が合わさり高揚感を生み出しています。

本作はリリース当初は中々売れませんでしたが、現在では90年代の最高のアルバムの一つとして評価されています。

悲しいことにジェフ・バックリィは1997年に川での事故により死亡してしまいます。享年30歳という若さでした。

【トラックリスト】
1. Mojo Pin
2. Grace
3. Last Goodbye
4. Lilac Wine
5. So Real
6. Hallelujah
7. Lover, You Should've Come Over
8. Corpus Christi Carol
9. Eternal Life
10. Dream Brother

Mojo Pin
オープニングを飾る幻想的な楽曲

Grace
タイトル曲となるオルタナティブロック。後半のシャウトはロバート・プラントかのよう。

Last Goodbye
開放感のあるオルタナティブロック

Hallelujah
レーナード・コーエンの代表曲のカヴァー。感動的な名演となっています。

Dream Brother
アルバムの最後を飾るオリエンタルな雰囲気の楽曲。最終部分の歌詞「世界は永久に周り、波に洗われる砂の中で眠る」が印象的です。


Grace
Graceとは「優雅さ」や「恵み」、「猶予(期間)」といった意味


【和訳】
月がとどまってくれと尋ねる
雲が僕を連れ去ってしまうまで
僕の番がくる、死ぬことは怖くない

消えゆく声で愛を歌う
でも彼女は泣いている
時を刻む音に

炎の中で待っていて…

そして彼女は僕の腕の中で泣いている
悲しみの中明るい光へ向かい歩いている
ワインを飲もう、僕らも明日には死んでしまうかもしれない
愛する人よ

雨が降りしきる
僕はその時が来たことを悟る
僕に思い出させる、残して去ってしまう痛みを

炎の中で待っていて…

そして僕の名が溺れてゆくのを感じる
知ることは簡単だけどキスによって忘れていくのも簡単で
行くのは怖くない、でもそれはあまりに遅い

炎の中で待っていて…




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