Menkarm World

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何でそうなるの?

2016年09月04日 23時38分15秒 | タイで子育て
日曜はソソボト(理数科目の教育振興を目的としたタイ政府系の団体)と韓国の教育団体(よく分からない?)によるTEDET試験。理科と算数の試験だ。
ウドンタニで人気の私学 ドン・ボスコ校とセンマリ校は、学校を試験会場にして取り組むが、進学に熱心でない娘の学校は参加しないので、公立校の児童が集まるアヌバンウドン校で個人参加。いつもは学校から受験するのは1人だが、今回は幼稚園からの同級生のAちゃんとGちゃんも参加。Aちゃんは幼稚園から小3までずっとクラスで一番だった女の子。Gちゃんはお父さんが技術系の教師だ。算数だけで3つの塾に通う娘は、同じ塾に通う友達が多く、会場でも次々と挨拶するのでAちゃんのお母さんは「何で知ってる人が多いの?」と不思議そう。娘は顔見知りが多いのでリラックスしていた。
最初は理科で、試験が始まると父兄のお喋り開始。AちゃんとGちゃんのお母さんは意気投合し、試験が終わった午後からはセントラルプラザへ行って遊ぶ話になった。それでは着替えが要るわねと二人共自宅へ帰られたところで、理科の試験終了。30分休憩が有り、親が席を外したAちゃんとGちゃんはトイレを済ませて会場の教室へ戻ったが、多くの子供は栄養補給タイム。ウドンタニの5年生で一番成績が良いのはO君で、お父さんはお医者さん。この日は両親が揃って付き添いで、お弁当箱持参。まだ親から食べさせて貰っている。そう言えば中学生になったので今回は来てないが、J君の妹も試験の合間はしっかり食べていた。うちの娘はコンビニで買ったパンとジュースで補給。算数のテストが始まってからAちゃんとGちゃんのお母さんが到着。
12時ちょうどに試験が終わり、一緒に食事をしてセントラルプラザへ行こうと誘われたが、パパが迎えに来てるからと断ったそうだ。娘はテストがあるので塾を午前中休んだが、12時半から午後の授業を一つうけて、2時半から別の塾が3時間。昼食は移動する車の中で急いで食べさせた。試験に来た児童の多くは同様だろう。
娘を送り届けた後の待ち時間に、試験会場でのAちゃんとGちゃんのお母さん達の話を妻に聞くと、4年生から急に成績が落ちたとか、先月通学する学校でやった業者模試が1問も解けなかった等の話で、結局学校の教え方が悪いという話になったそうだ。
入試や模試では教科書の範囲を遥かに飛び越えた問題が出題されるのに、子供が悪い、学校が悪いって何なのだろう?模試の問題や教科書に親は目を通さないのだろうか?子供に求める成績に見合った勉強をさせているのだろうか?話を聞いて、悪いのは親だと私は思うのだが、決して自分が間違えているとは思わない人達。可哀想なのは子供だ。
来週は参考書の出版社主催のプリギフテッド試験が実施され、今は数学オリンピックの選抜試験が受付中。申し込みは済んでいるのだろうか?小学生なのに子供任せに物事は進まないと思う私だ。

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全力を尽くしてGETだぜ!

2016年09月02日 19時40分52秒 | タイで子育て
ソソボト(理数科目の教育振興を目的としたタイ政府系の団体)主催の理科工作コンテストのイサーン大会がウボンラチャタニで開催されるので息子が通う学校からも参加することになり、例年ならギフテッド(理数)クラスの生徒が出るのだが、息子は中学の時に学校の理科工作展で入賞したからか、普通科からも1チーム出すことになり、息子を含めた3人が選ばれた。ウドンタニ・ラジャバット大の協力が有り、何を作るかは大学から来られた講師の提案で決まり、指導を頂きながらの作成。



作ったのは上の写真の黒い箱。太陽光乾燥機だ。丸いレンズが並んでいるのが集熱箱で、そこを通って温められた空気を大きな乾燥箱へ付けた小型の換気ファンでゆっくり吸い出し、中へ並べた食品を乾燥させる仕組み。設計図は息子達が書いたが、例年は概略図レベルで設計図は講師が書き直されるそうだ。へ~最近の高校生は設計図が書けるんだと驚かれたそうだ。私は通信設備の設計経験があり、以前に学校の技術の工作でやる設計図の書き方を教えてやったのだが、その経験が役立ったらしい。乾燥機を作るのは大学が使っている業者で、納期が守られずピンチだったそうだ。物が出来たら、雨季の晴れ間を狙っての検証作業。魚(プラーニン)の開きを入れると3時間で乾いたそうで、予想以上の成績だったそうだ。それから発表の資料作りと、息子が担当する質疑応答の想定問答の作成。面白そうなので、私が早速質問で攻めてみた。
1つ目は設計時に私が指摘して構造を変えたのだが、食品の乾燥を行うので太陽光の役割は大切で、乾燥箱の蓋が最初は黒かったのだが、透明な蓋に変更した。さて蓋の紫外線の透過率は?
2つ目は、集熱箱へレンズが並んでいるが、レンズが有っても箱の受光面積は変わらない。レンズの役割は?
1つ目は翌日測定することになった。そして2つ目だが、指導を頂いている大学の講師へ尋ねれば答えは簡単だろうが、やはり息子へ答えさせたい。自分で設計しておいて何で答えが出ねぇのか?と責める私。設計図を見ながら、中の集熱缶(私が毎日飲んだ COKE ZERO の黒い空き缶)とレンズの位置を確認させる。どう光を当てれば効率良く缶の温度が上がるのかなとヒントを出して、ようやく理解できたようだ。教えられたままに設計図を書き、意味が分かってなかったのだ。
発表の準備が終わったのは中間テストの前日で、中間テストを終わらせてからウボンラチャタニへ向かった。

発表2日目の昼過ぎに興奮した声で「やったぜ!」と電話が入り、ラインで送って来た写真がこれ。



即席普通科チームだったが、結果はイサーンで優勝!
もう一つ驚いたのはずっと指導して頂いたウドンタニ・ラジャバット大の先生の妊娠発覚。
「先生が妊娠して病院へ行ったから、帰るのは明日だからね」と言うので最初は意味が分からず、何かと思ったら、つわりの症状が出て病院へ行かれたのだった。
息子が帰って来てから尋ねると、私の2つの質問は質疑応答の時に両方言われたそうだ。準備しておいて良かったと喜んでいた。
優勝の賞状はメンバーへ個別に渡されるそうで、大学の推薦入試に威力を発揮するとかしないとか。まあ何かの役には立つだろう。
ここまでは良いことばかりだったのだが、翌日の下校時には息子の顔が真っ青になっていた。理科工作の発表の準備に力を入れすぎたのか、中間テストの勉強が不十分だったようで、赤点のオンパレード。理科は物理・化学・生物の3つ共落としてしまった。「こんな成績だと大学入試は推薦頼みか?」とからかうと、落ち込んで暗い顔をしている息子。理科工作の発表はこれから全国大会もあるのだが、期末テストこそは落とさないよう頑張って欲しい。

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