めるつばうのおもうこと

めるつはミーム機械としてばうを目指します。

山口晃

2007-08-31 18:09:15 | art
会田誠との展覧会を観そびれ・・・。
とにかく行ってきた。「今度は武者絵だ!」

油絵で描く日本画って?
なんとも不思議だ。
線のかすれ具合や文字など、一見日本画風なのに
よくもまああれだけ粘っこい油絵の具で描けるなぁと感心。

機械と肉体の合体。騎兵の乗る馬はバイクと馬の融合。
作り方は簡単。馬さんをでっかいのこぎりで半分に切って
下半身にバイクのエンジンを取り付ければおっけー。

今回は、なんともマンガチックだ。コマワリなどもわざとだろうけれど。
新作の「続・無残ノ介」
うーん、なんとも面白い。メカ侍?武者が縦横無尽。
銃弾も叩ききれば、対戦車砲?も割ってしまう。
さすが妖刀。戦車だって真っ二つ。パトカーも当然。
なんだかルパン三世の五右衛門か?などと思ってしまう。

澁澤の高丘親王航海記から「獏の園」を絵にしているが
端っこにコマワリマンガなどもある。
そしてメカ獏。肛門から玉を出す仕組みまで描き込まれている。

若冲すごろくも大いに受けた。
がんばれ!若冲!負けるな若冲!きみ!意外と勝手な人だったのね?
などと一人ほくそ笑んでしまった。
小さいコマに描かれた若冲の絵はまたこれが細密である。

面白かったのは学生時代の国語の教科書に描いた腕
すでに義体になっていた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。