めるつばうのおもうこと

めるつはミーム機械としてばうを目指します。

鳥獣戯画

2007-11-19 16:10:19 | art
友人から誘いがあり”「超獣ギーガー」観にいかない?”っていうメールだった。
???超獣ギーガー??ギーガーズエイリアン??
ネットで検索したら、『道徳戦士超獣ギーガー』by漫☆画太郎
この作家・・・あんまし好きくない・・・。
「ババアゾーン」を観てまったくついていけなかったわたし・・・。
絵がきちゃないんだもの・・。どんなイベントなんだろう??

逡巡する私を尻目に”じゃあ、待ち合わせは●●で、時間は2時半ね?”
断ろう・・・あれはダメだと思う・・・、とメールの最後をみたら
”鳥獣戯画”orz。我ながらいい友人をもったものだとしみじみ。

サントリー美術館は思いのほか混んでいてびっくり。
前知識もほとんどない私だが、たしか国立博物館にあったような気がしていた。
はじめてみるこれらの墨絵はとてもリアルだ。そう、とても。
たった一本の線が境界を創りそこに躍動する生き物たち。
うけたのは甲の巻のウサギのでっぷりしたお腹。
メタボなお腹を描かせたら日本一かもしれない。
墨の濃淡で世界を色をすべてを表せることは素敵だ。
はたと思えば漫画というものも墨で描かれているわけだとも。
よくある比較ではあるが。

よくわからないけれど、とりあえず断片を繋げてみたらできましたっていう
感じがするのは私だけだろうか。きちんとした絵巻になりきっていない場合も
あるように思える。

しかし!
蛙と兎の相撲の図画見たかったのに、甲の後半部分らしくその展示は後期という!
いぢわるか?わざとか??

鼠の嫁取りのお話はとっても気に入って、絵本を買おうかと思ったのだけれど
高いんだもん。鼠が人間のお嫁さんを貰ってもいいじゃないか。
顔は鳥で体が人間なんていうのもとっても好きだ。

さて、後期に再度チャレンジするかどうかはなかなか問題である。


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