めるつばうのおもうこと

めるつはミーム機械としてばうを目指します。

シュルレアリスム展

2011-03-25 09:58:03 | art
国立新美術館は好きになれない。パーテーションで仕切って
終わりっていうその展示方法ががっかりする。

今回は少し趣向を凝らしていたと思う。

相変わらずブルトンは顔が大きい。

映像系展示はきらい。時間を束縛される割には、得られるものが
少なかったり、つまらなかったりする可能性があるから。
でも今回はブルトンの部屋は面白かった。部屋を撮影したもが
あるとは知らず、その混沌とした感じがとてもきもちいい。
それから「アンダルシアの犬」これももう何度か観ている。
が、来場者の中にはこの映画を知らない人がいるらしく、
眼球を切る場面で目を逸らして、上映場所から足早に
立ち去る人もいた。なんだか不思議。
「黄金時代」も改めて観るととても興味深い。フェティッシュぽさが
なんだか楽しい。

その他の作品群見知ったものも多かったけれど、ジャコメッティなどが
線の太い作品を創っていて時代を感じた。

マッタの絵は何度か観ている。たしか横浜でも観たはず。
独特の明るさと、なんだか20世紀初頭に考えられていた未来都市みたいな
雰囲気が独特。

総じて満足できた展示であった。




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