「カンパニー マリー・シュイナール」のお誘いを頂いて
観てきた。「オルフェウスとエウリディケ」
このテーマはアートにはとてもインパクトのあるものなのだろう。
ある意味では芸術至上主義というか芸術根源主義というか。
お話としては黄泉比良坂と重なる。これって民族を超えた
メタ意識なのかな。
奇抜と言えば奇抜だけれど予想の範囲内でもある。舞台から降りて
客席を乗りこんでくるダンサー。全員がインカムをつけていて
声を発するのはなんだか納得できなかった。
男性ダンサーがペニスをつけてハイヒールを履いて出てくるのだけれ
ど、これはモリニエを思ってしまう。ヒールにペニスをつければいい
のに、などと。
コンテンポラリの行く先はどこなんだろう。肉体を使ったパフォーミング
というプロトコルを使った伝達形式。やはり、クオリティが必要だと思う。
残念ながらシュイナールには雑さを感じてしまった。まだまだ突き詰め
られるのではないだろうか。
腕をだらりと垂らして、顎をがっくんとあけて猫背で踊る姿は面白かった。
先祖がえりみたい。口から何かを吐き出そうとする場面が多々あり、
そこの表現も面白い。なんだかわかる気がする。
子供のころ自家中毒で苦しんだとこを思い出してしまった。
所々に”いいな”という部分もあるのに・・・。
全体の質が均一でないのかもしれない。
観てきた。「オルフェウスとエウリディケ」
このテーマはアートにはとてもインパクトのあるものなのだろう。
ある意味では芸術至上主義というか芸術根源主義というか。
お話としては黄泉比良坂と重なる。これって民族を超えた
メタ意識なのかな。
奇抜と言えば奇抜だけれど予想の範囲内でもある。舞台から降りて
客席を乗りこんでくるダンサー。全員がインカムをつけていて
声を発するのはなんだか納得できなかった。
男性ダンサーがペニスをつけてハイヒールを履いて出てくるのだけれ
ど、これはモリニエを思ってしまう。ヒールにペニスをつければいい
のに、などと。
コンテンポラリの行く先はどこなんだろう。肉体を使ったパフォーミング
というプロトコルを使った伝達形式。やはり、クオリティが必要だと思う。
残念ながらシュイナールには雑さを感じてしまった。まだまだ突き詰め
られるのではないだろうか。
腕をだらりと垂らして、顎をがっくんとあけて猫背で踊る姿は面白かった。
先祖がえりみたい。口から何かを吐き出そうとする場面が多々あり、
そこの表現も面白い。なんだかわかる気がする。
子供のころ自家中毒で苦しんだとこを思い出してしまった。
所々に”いいな”という部分もあるのに・・・。
全体の質が均一でないのかもしれない。