昨日の午後、今後の電子書籍の発売スケジュール打合せのため、鶴見駅から新富町駅近くにある我がパインウッドカンパニーの事務所へ向かおうとしたところ、鶴見駅で人身事故が発生?
鶴見駅周辺には消防車まで出動する騒ぎ。
改札口で、京浜東北線と東海道線が止まっているという案内が出ていたので、久しぶりに京浜急行鶴見駅を利用して、東銀座で下車。
築地経由で事務所まで、歩きました。
徒歩10分くらいかかったかな。
社会人となり、日本旅行に勤務した際、最初の2年は横浜関内にある支店勤務を経験。
直ぐに新橋の本社勤務となり、その後、赤坂の全日空ホテル近くのビルにある関東営業本部管轄のセクション勤務を経験しましたが、都市の景観にはあまり関心がありませんでした。
築地本願寺や、歌舞伎座、松竹の東劇など、地方の人からすると珍しいのかも知れませんね。
再開発で川崎駅周辺も随分変わり、東横線の渋谷駅も、来月から遂に地下へ移動するようです。
ここ数年、新子安駅前にある事務所に自転車で通っていましたが、昨年末に閉じて、自宅で作業することが多くなり、すっかり出不精になっていました。
時代により、街並みが変われば、そこで生活する人の流れも変わり、生活スタイルも変わって行く。
都会の暮らしと田舎の暮らしでは、同時代でも随分と違ってしまいますよね。
ブロガーの皆さんは、都会の人ばかりではないので、これからは都市部の写真もたまには紹介しますね。
それでは、又。
三連休の中日である昨日、私は前から大変興味のあった三つの展示会を観に行きました。
その一つが、偶然にも今日の日本経済新聞の文化32面にも取り上げられています。
挿絵で描く人間の本性
◇新聞や週刊誌で作家と組み67年、今も現役◇
濱野彰親
挿絵画壇の重鎮
濱野彰親展
モノクロームへの眼差し
ー人間の本性を暴くー
弥生美術館
2013年1月8日(火)~3月31日(日)
濱野先生に会えるチャンス!ギャラリートーク&サイン会
1.2月10日(日)14:00~
2.3月17日(日)14:00~
3.3月24日(日)14:00~
本日の画像は、記事が掲載されている新聞記事をベースに弥生美術館のチラシと、展示会に併せ株式会社ラピュータから発売され、サインを入れて貰った
濱野彰親挿絵原画集
モノクロームへの眼差し
松本品子・編。
定価(本体2800円+税)
私は、午後2時過ぎに弥生美術館に到着。
来館者でフロア一杯の会場の末席で、濱野先生を交えた学芸員のギャラリートークを聴いておりました。
老若男女、とても幅広い参加者。
小松崎茂先生門下の根本圭助先生にも、会場で久々に挨拶出来たし、2006年から『SFマガジン』(早川書房)連載の「SF挿絵画家の系譜」を【SF挿絵画家の時代】(本の雑誌社・2012年)として単行本にまとめて話題の大橋博之さんからは、消費税分をサービスしてもらい、著書を直接購入。
定価(本体1800円+税)。
この本については、私のお薦めの一冊なので、後日改めて紹介したい。
一時間弱のギャラリートークの後、始まったサイン会。
売店で本を購入し、濱野先生から本にサインを入れて貰った後、隣接する竹久夢二美術館で学芸員のギャラリートークに参加。
"見知らぬ世界"を求めて
旅人・竹久夢二
ー旅、恋、異国への憧れー
2013年1月8日(火)~3月31日(日)
◆学芸員によるギャラリートーク◆
1.1/13(日)午後3時より
2.2/10(日)午後3時より
3.3/10(日)午後3時より
弥生美術館と竹久夢二美術館は、二館併せて入館料一般900円、大・高生800円、中・小生400円でご覧頂けます。
*高畠華宵の常設ルームも併せてご覧いただけます。
竹久夢二美術館のギャラリートーク参加者は、いつも女性の方が多いイメージ。
テーマを決めて毎回展示内容を変えているため、何度観に行っても興味深い。
私が初めて竹久夢二美術館に行ったのは2000年以降。
その時から収蔵作品も増えているのだろうが、もうすっかり見慣れてしまった物もある。
企画展毎、年4回、12年だとすると48回弱は訪れた計算になる。
竹久夢二が、庄内酒田に滞在したことは知っているが、今回、私の父の故郷である庄内鶴岡にも滞在していたこと、同じく銚子でのエピソードが有名だが、私の母の故郷の隣町である潮来へも滞在していたことが興味深かった。
晩年、横浜から船に乗って外遊したりと、画家よりも旅人としての先人であった夢二に、私は寅さんにも似た親近感を憶えたのだ。
昨夜のBSフジの番組「名画と歩こう 竹久夢二・長崎十二景を巡る」では、夢二好きで知られる女優の緒川たまきさんと共に、竹久夢二美術館の学芸員の石川さんが解説のため、出ていたようだ。
近年、竹久夢二研究家として、学芸員である石川さんの外部での活躍もめざましい。
ギャラリートークを終えた後、濱野彰親先生夫妻を交えて、隣の喫茶港やで、日本出版美術研究会の会合と情報交換会。
私は、2002年からここのメンバー。
大橋博之さんには、2006年にこの会合で初めて会った。
年は私より八歳上だが、私のメジャーデビューが2001年なので、私の方が随分早くなる計算だ。
著書の中で小松崎茂先生や、濱野彰親先生、根本圭助先生など総勢七一名取り上げているが、小松崎茂先生に直接長時間インタビューするチャンスにだけは、残念ながら恵まれなかったようだ。
私は、【少年画報大全】監修後直ぐの2001年夏に、東京ドームホテルにて、初対面となる中一弥先生、伊勢田邦彦先生、濱野彰親先生、そして根本圭助先生と夕食を御一緒する幸運にも恵まれている。
探し続けている本を手に出来る幸運や、憧れ続けている作家さんに直接逢える幸運、共に一期一会の場合がある。
昭和時代を代表する300人弱の漫画家さん、絵物語作家さん、挿絵画家さんの図版を取り上げ、その中から小松崎茂先生を始め、上田トシコ先生など10人の作家さんのインタビューを収録した【少年画報大全】(2001年・少年画報社)を監修する幸運は、昭和時代の漫画史研究家として、これに勝るものは今も見当たらない。
さて、港やを後にした私は、一人のらくろ館のある森下文化センター
【永遠の少女マンガ展】
へ向かう。
今日が最終日なので、昨日のうちに観ておいたのだが、クオリティーが高くて評判の美術館の展示を立て続けに観た後のためだろうか?期待に反してどうしても見劣り感が否めない。
評判の高い名著を買って読んだ後、アクセス数の多い人気ブログを読んだような気分にさせられた。
プロとアマ、前座と真打ちの実力の違い、順番が逆だったらまだ良かったのかも知れない。
原画の展示と、原画ダッシュの展示素材については一級品なので文句無し。
無料で読める少女マンガも、下手な漫画喫茶より素晴らしい充実ぶり。
だが、今回の展示会のための美術館の図録や書籍にあたるもの、少女マンガに対する愛情や志が足りないような気がするのが残念で仕方ない。
私が学生だったなら、文句なしの内容だが、プロの漫画史研究家の視点からすると、泣いて馬謖を斬る、苦言を呈さざるを得ない展示内容だ。
無料の漫画喫茶に、ドリンク代わりに貴重な原画が展示されている贅沢で素敵な空間、それが私の印象の全てだ。
故・米沢嘉博さんの遺志を継ぐような正統な少女漫画史研究家の長き不在、及び、美術館、博物館の学芸員ではないスタッフのみしか展示に関わっていないことが、心から悔やまれる展示内容だ。
せっかくのチャンスだったのだから、今出来ることはもっと沢山あったはずなのに。(涙)
さて、この三連休が終わると・・。
マクドナルドのおいしいニュース、ハッピーセット
2/15(金)~スポンジ・ボブ、全8種類。
3/8(金)~ドラえもん、全6種類。
さらにもらえる!
3/9(土)10(日)ゆらゆらタイムマシーン
3/16(土)17(日)お風呂シール
私は、ドラえもんファンなので、毎年この時期は、少なくとも6回以上はマクドナルドに通わなければならない。(*´∀`)♪
2013年1月29日、文化庁は国立国会図書館の蔵書データを大日本印刷が電子書籍の形にして、紀伊国屋書店の電子書店を通して無料配信する実験を、2月1日から3月3日まで行うと発表した。
配信対象の13作品※かっこ内は出版年
浪花禿箒子著、石川豊信画「絵本江戸紫」(1765)
住吉内記写「平治物語絵巻 第一軸」(1798)
グリム著、上田万年訳「おほかみ」(1889)
竹久夢二「コドモのスケッチ帖 動物園にて」(1912)
芥川龍之介「羅生門」(1917)
芥川龍之介「河童」(1927)
酒井潔「エロエロ草紙」(1930)
柳田国男「遠野物語」(1910)
夏目漱石「硝子戸の中」(1915)
永井荷風「腕くらべ」(1918)
宮沢賢治「春と修羅」(1924)
宮沢賢治「四又の百合」(1948)
写真絵本「きしゃでんしゃ」(1953)
やはり、今年の出版界を読みとくキーワードは、温故知新と電子書籍のようだ。
著者が故人となった出版物の電子書籍化実現には、様々な困難が伴う。
近年では、今回のリストにも名前がある明治の大文豪・夏目漱石の遺族、親族同士による利権をめぐる確執と争いが、マスコミやネットを騒がし物議を醸したことも記憶に新しい。
作品の素晴らしさと、作家の人格は別であり、更に作家の遺族と出版交渉をすることは、非常な困難を伴うことがあるのが事実である。
その為だろうか?
昨今の出版不況に伴い、昭和時代の漫画史を代表する名作漫画の復刻については、現在、ごく一部の有名作家の作品を除き、大手出版社による商業出版の道は、ほぼ閉ざされた状態が続いている。
在野にいる数少ない漫画史研究家である私・本間正幸は、現状を憂い続けていました。
国会図書館や、膨大な蔵書量を誇る関西・関東にある有名マンガ図書館に比較すると、一個人の蔵書数二万冊というのは、蟷螂の斧のごとくあまりにも儚い僅かばかりの蔵書量に過ぎないのかも知れません。
けれども、日本の昭和の漫画史を代表する名作アーカイブの確立、復刻事業の礎となるために、粉骨砕身精一杯努力し、頑張っていきたいと常日頃から考え続けていました。
昨年の秋口、私は大日本印刷の電子書籍に対する真摯な姿勢に共感し、微力ながらも株式会社パインウッドカンパニーを通じて、慎重に作品の検討、選択をし、統一定価525円にて、2013年1月28日より一足早く次の作品の復刻、電子書籍化出来たことを正式に発表します。
配信対象の五作品※()内は連載年。
上田トシコ「フイチンさん1」(1957~1962年)
上田トシコ「フイチンさん2」(1957~1962年)
上田トシコ「フイチンさん3」(1957~1962年)
上田トシコ「ぼんこちゃん」(1955~1962年)
上田トシコ「お初ちゃん」(1958~1969年)
以下、続々と電子書籍化予定です。
鶴見駅周辺には消防車まで出動する騒ぎ。
改札口で、京浜東北線と東海道線が止まっているという案内が出ていたので、久しぶりに京浜急行鶴見駅を利用して、東銀座で下車。
築地経由で事務所まで、歩きました。
徒歩10分くらいかかったかな。
社会人となり、日本旅行に勤務した際、最初の2年は横浜関内にある支店勤務を経験。
直ぐに新橋の本社勤務となり、その後、赤坂の全日空ホテル近くのビルにある関東営業本部管轄のセクション勤務を経験しましたが、都市の景観にはあまり関心がありませんでした。
築地本願寺や、歌舞伎座、松竹の東劇など、地方の人からすると珍しいのかも知れませんね。
再開発で川崎駅周辺も随分変わり、東横線の渋谷駅も、来月から遂に地下へ移動するようです。
ここ数年、新子安駅前にある事務所に自転車で通っていましたが、昨年末に閉じて、自宅で作業することが多くなり、すっかり出不精になっていました。
時代により、街並みが変われば、そこで生活する人の流れも変わり、生活スタイルも変わって行く。
都会の暮らしと田舎の暮らしでは、同時代でも随分と違ってしまいますよね。
ブロガーの皆さんは、都会の人ばかりではないので、これからは都市部の写真もたまには紹介しますね。
それでは、又。
三連休の中日である昨日、私は前から大変興味のあった三つの展示会を観に行きました。
その一つが、偶然にも今日の日本経済新聞の文化32面にも取り上げられています。
挿絵で描く人間の本性
◇新聞や週刊誌で作家と組み67年、今も現役◇
濱野彰親
挿絵画壇の重鎮
濱野彰親展
モノクロームへの眼差し
ー人間の本性を暴くー
弥生美術館
2013年1月8日(火)~3月31日(日)
濱野先生に会えるチャンス!ギャラリートーク&サイン会
1.2月10日(日)14:00~
2.3月17日(日)14:00~
3.3月24日(日)14:00~
本日の画像は、記事が掲載されている新聞記事をベースに弥生美術館のチラシと、展示会に併せ株式会社ラピュータから発売され、サインを入れて貰った
濱野彰親挿絵原画集
モノクロームへの眼差し
松本品子・編。
定価(本体2800円+税)
私は、午後2時過ぎに弥生美術館に到着。
来館者でフロア一杯の会場の末席で、濱野先生を交えた学芸員のギャラリートークを聴いておりました。
老若男女、とても幅広い参加者。
小松崎茂先生門下の根本圭助先生にも、会場で久々に挨拶出来たし、2006年から『SFマガジン』(早川書房)連載の「SF挿絵画家の系譜」を【SF挿絵画家の時代】(本の雑誌社・2012年)として単行本にまとめて話題の大橋博之さんからは、消費税分をサービスしてもらい、著書を直接購入。
定価(本体1800円+税)。
この本については、私のお薦めの一冊なので、後日改めて紹介したい。
一時間弱のギャラリートークの後、始まったサイン会。
売店で本を購入し、濱野先生から本にサインを入れて貰った後、隣接する竹久夢二美術館で学芸員のギャラリートークに参加。
"見知らぬ世界"を求めて
旅人・竹久夢二
ー旅、恋、異国への憧れー
2013年1月8日(火)~3月31日(日)
◆学芸員によるギャラリートーク◆
1.1/13(日)午後3時より
2.2/10(日)午後3時より
3.3/10(日)午後3時より
弥生美術館と竹久夢二美術館は、二館併せて入館料一般900円、大・高生800円、中・小生400円でご覧頂けます。
*高畠華宵の常設ルームも併せてご覧いただけます。
竹久夢二美術館のギャラリートーク参加者は、いつも女性の方が多いイメージ。
テーマを決めて毎回展示内容を変えているため、何度観に行っても興味深い。
私が初めて竹久夢二美術館に行ったのは2000年以降。
その時から収蔵作品も増えているのだろうが、もうすっかり見慣れてしまった物もある。
企画展毎、年4回、12年だとすると48回弱は訪れた計算になる。
竹久夢二が、庄内酒田に滞在したことは知っているが、今回、私の父の故郷である庄内鶴岡にも滞在していたこと、同じく銚子でのエピソードが有名だが、私の母の故郷の隣町である潮来へも滞在していたことが興味深かった。
晩年、横浜から船に乗って外遊したりと、画家よりも旅人としての先人であった夢二に、私は寅さんにも似た親近感を憶えたのだ。
昨夜のBSフジの番組「名画と歩こう 竹久夢二・長崎十二景を巡る」では、夢二好きで知られる女優の緒川たまきさんと共に、竹久夢二美術館の学芸員の石川さんが解説のため、出ていたようだ。
近年、竹久夢二研究家として、学芸員である石川さんの外部での活躍もめざましい。
ギャラリートークを終えた後、濱野彰親先生夫妻を交えて、隣の喫茶港やで、日本出版美術研究会の会合と情報交換会。
私は、2002年からここのメンバー。
大橋博之さんには、2006年にこの会合で初めて会った。
年は私より八歳上だが、私のメジャーデビューが2001年なので、私の方が随分早くなる計算だ。
著書の中で小松崎茂先生や、濱野彰親先生、根本圭助先生など総勢七一名取り上げているが、小松崎茂先生に直接長時間インタビューするチャンスにだけは、残念ながら恵まれなかったようだ。
私は、【少年画報大全】監修後直ぐの2001年夏に、東京ドームホテルにて、初対面となる中一弥先生、伊勢田邦彦先生、濱野彰親先生、そして根本圭助先生と夕食を御一緒する幸運にも恵まれている。
探し続けている本を手に出来る幸運や、憧れ続けている作家さんに直接逢える幸運、共に一期一会の場合がある。
昭和時代を代表する300人弱の漫画家さん、絵物語作家さん、挿絵画家さんの図版を取り上げ、その中から小松崎茂先生を始め、上田トシコ先生など10人の作家さんのインタビューを収録した【少年画報大全】(2001年・少年画報社)を監修する幸運は、昭和時代の漫画史研究家として、これに勝るものは今も見当たらない。
さて、港やを後にした私は、一人のらくろ館のある森下文化センター
【永遠の少女マンガ展】
へ向かう。
今日が最終日なので、昨日のうちに観ておいたのだが、クオリティーが高くて評判の美術館の展示を立て続けに観た後のためだろうか?期待に反してどうしても見劣り感が否めない。
評判の高い名著を買って読んだ後、アクセス数の多い人気ブログを読んだような気分にさせられた。
プロとアマ、前座と真打ちの実力の違い、順番が逆だったらまだ良かったのかも知れない。
原画の展示と、原画ダッシュの展示素材については一級品なので文句無し。
無料で読める少女マンガも、下手な漫画喫茶より素晴らしい充実ぶり。
だが、今回の展示会のための美術館の図録や書籍にあたるもの、少女マンガに対する愛情や志が足りないような気がするのが残念で仕方ない。
私が学生だったなら、文句なしの内容だが、プロの漫画史研究家の視点からすると、泣いて馬謖を斬る、苦言を呈さざるを得ない展示内容だ。
無料の漫画喫茶に、ドリンク代わりに貴重な原画が展示されている贅沢で素敵な空間、それが私の印象の全てだ。
故・米沢嘉博さんの遺志を継ぐような正統な少女漫画史研究家の長き不在、及び、美術館、博物館の学芸員ではないスタッフのみしか展示に関わっていないことが、心から悔やまれる展示内容だ。
せっかくのチャンスだったのだから、今出来ることはもっと沢山あったはずなのに。(涙)
さて、この三連休が終わると・・。
マクドナルドのおいしいニュース、ハッピーセット
2/15(金)~スポンジ・ボブ、全8種類。
3/8(金)~ドラえもん、全6種類。
さらにもらえる!
3/9(土)10(日)ゆらゆらタイムマシーン
3/16(土)17(日)お風呂シール
私は、ドラえもんファンなので、毎年この時期は、少なくとも6回以上はマクドナルドに通わなければならない。(*´∀`)♪
2013年1月29日、文化庁は国立国会図書館の蔵書データを大日本印刷が電子書籍の形にして、紀伊国屋書店の電子書店を通して無料配信する実験を、2月1日から3月3日まで行うと発表した。
配信対象の13作品※かっこ内は出版年
浪花禿箒子著、石川豊信画「絵本江戸紫」(1765)
住吉内記写「平治物語絵巻 第一軸」(1798)
グリム著、上田万年訳「おほかみ」(1889)
竹久夢二「コドモのスケッチ帖 動物園にて」(1912)
芥川龍之介「羅生門」(1917)
芥川龍之介「河童」(1927)
酒井潔「エロエロ草紙」(1930)
柳田国男「遠野物語」(1910)
夏目漱石「硝子戸の中」(1915)
永井荷風「腕くらべ」(1918)
宮沢賢治「春と修羅」(1924)
宮沢賢治「四又の百合」(1948)
写真絵本「きしゃでんしゃ」(1953)
やはり、今年の出版界を読みとくキーワードは、温故知新と電子書籍のようだ。
著者が故人となった出版物の電子書籍化実現には、様々な困難が伴う。
近年では、今回のリストにも名前がある明治の大文豪・夏目漱石の遺族、親族同士による利権をめぐる確執と争いが、マスコミやネットを騒がし物議を醸したことも記憶に新しい。
作品の素晴らしさと、作家の人格は別であり、更に作家の遺族と出版交渉をすることは、非常な困難を伴うことがあるのが事実である。
その為だろうか?
昨今の出版不況に伴い、昭和時代の漫画史を代表する名作漫画の復刻については、現在、ごく一部の有名作家の作品を除き、大手出版社による商業出版の道は、ほぼ閉ざされた状態が続いている。
在野にいる数少ない漫画史研究家である私・本間正幸は、現状を憂い続けていました。
国会図書館や、膨大な蔵書量を誇る関西・関東にある有名マンガ図書館に比較すると、一個人の蔵書数二万冊というのは、蟷螂の斧のごとくあまりにも儚い僅かばかりの蔵書量に過ぎないのかも知れません。
けれども、日本の昭和の漫画史を代表する名作アーカイブの確立、復刻事業の礎となるために、粉骨砕身精一杯努力し、頑張っていきたいと常日頃から考え続けていました。
昨年の秋口、私は大日本印刷の電子書籍に対する真摯な姿勢に共感し、微力ながらも株式会社パインウッドカンパニーを通じて、慎重に作品の検討、選択をし、統一定価525円にて、2013年1月28日より一足早く次の作品の復刻、電子書籍化出来たことを正式に発表します。
配信対象の五作品※()内は連載年。
上田トシコ「フイチンさん1」(1957~1962年)
上田トシコ「フイチンさん2」(1957~1962年)
上田トシコ「フイチンさん3」(1957~1962年)
上田トシコ「ぼんこちゃん」(1955~1962年)
上田トシコ「お初ちゃん」(1958~1969年)
以下、続々と電子書籍化予定です。