198万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

【20世紀冒険活劇の少年世界】メトロポリス漫画総合研究所(since1997)から、昭和の映画、出版美術、音楽を!

岸田首相の演説前に爆発音!

2023-04-15 14:16:13 | 「ナツメ・イズ・デッド」新しいライフスタイル
岸田首相演説前に爆発音 

首相は避難し けがなし

季節の変わり目、無党派層の社会学士である私も、四月から心機一転。

GW明けを目安に、「晴耕雨読」読書三昧の新生活をスタートさせようと、準備に追われる日々を過ごしています。

その為、お気に入り登録が少ないブログの更新も、後回しになっておりますが、ご理解の程。

武漢肺炎ウィルスこと、コロナ下の三年間の間に、生活環境や、境遇が変わってしまった人達も、いらっしゃるかと思われますが、成人してからの人生は、因果応報であり、自己責任。

先日、床屋さんの帰り道、行きつけの古本屋さんに立ち寄ると、夏目漱石の復刻本が、目にとまり、思わず大人買い。

既に購入済みだった「鶉籠」を除く六冊を、一冊220円で六冊購入したので、1320円の出費となりましたが、中々感慨深いものがあります。

これから、老眼鏡が必要となる私達オジサン、オバサン世代には、文庫本の小さな文字より、当時の本の装丁も合わせて楽しめる文字の大きな当時の復刻本の方が、嵩張るけれど、読みやすそうに思いますが、今の時代、電子書籍の方が良いと言う人達もいるようなので、人それぞれ。

私は、紙の本が好きな無党派層の社会学士なので、この値段なら、夏目漱石の単行本でも、当時の本の装丁の素晴らしさから、参考資料としての価値だけで、一冊220円なら、自己責任で、買いだと判断。

住環境の変化により、書斎のスペースや、本棚などの関係で、横浜に有る昔ながらの老舗の古書店ですら、夏目漱石の本は、最早、220円でも、誰も買わず、私が知る限り半年以上も本棚の同じ場所にある有り様。

無党派層の社会学士である私の考える作家の死には、二度有り、最初の死は、肉体に誰にでも当然訪れる死と、発表した著書が、誰からも必要とされなくなり、二束三文の値ですら、引き取り手が無くなった時、二度目の完全なる死が訪れると私は考えています。

学生時代より、私の好みは夏目漱石よりも、芥川龍之介で、高校生になってからは、そこに渋澤龍彦が加わります。

装幀の凝った本が多い為、古書市場でも値の高い渋澤龍彦を、桃源社などの単行本で揃えるのは、当時の高校生には、さすがに敷居が高かった為、文庫本を購入して、読むことに。

芥川龍之介については、豪華な箱入りの全集が、私が通っていた神奈川県立の最底辺高校の図書館にも、蔵書として置いて有り、更に発表された当時の原文での収録だった為、いつもガラ空きの図書館で、誰も読んだ形跡のない美本の状態の物を、ある程度、読み込むことが出来ました。

夏目漱石については、当時から、好きでも嫌いでもなく、当時から何も影響を受けていません。

芥川龍之介や、渋澤龍彦の影響下に有ることだけは、間違い有りませんし、夏目漱石の本への興味は、大好きな芥川龍之介絡みのエピソードが有るから。

私の中では、手塚治虫先生始め、子供の頃に夢中になってその作品を読んだ漫画家の先生方の魂は、その作品の中と、私の蔵書である本の中で、今も発表当時から、生き続けていますが、古書店の棚の中で、何処にも行き場を無くしたかつての高名な作家さん達の本を見つけると・・・。

「吾輩ハ猫デアル」
「鶉籠」(坊っちゃん/草枕/二百十日・収録)
「草合」(野分/抗夫・収録)
「三四郎」
「それから」
「彼岸過迄」
「行人」
「こころ」

私が、小学校五年生の頃、神田神保町の古書センターに有る中野書店さんが、日本で初めて漫画の本にプレミアをつけ、専門に取り扱いを始めたとの噂を聞き、通い始めた頃(1977年)、漫画の単行本や、付録の値段は、小学生の私でも、買える値段でした。

翌年の11月、早稲田鶴巻町に、現代マンガ図書館がオープンするとの新聞記事を見つけ、オープン記念の古書即売会が開催されたのに、駆け付けましたが、この時の古書即売会に行って、本を購入したというマンガ評論家達の話は、不思議なことに、今までに一度も聞いたことが有りません。

当時、私が購入した漫画の本や、雑誌の付録のプレミア価格は、一時期、古書市場で、購入当時の価格から、数十倍から、百倍前後まで高騰していたようです。

元来、ただの本好きの子供だった私としては、読みたい本を手に入れてから読む順番など、そんなことは、どうでも良いので、我ながら、素晴らしい順番かつ適正な時価で、漫画や、文学、それぞれの分野の欲しい本を手に入れることが出来た素晴らしい人生だと考えています。

さて、定期購読している読売新聞の「時代の証言者」にて、待望の楳図かずお先生が登場。

4月4日火曜日の朝刊連載分、第17回では、満を持して、私の大好きな「猫目小僧」が登場し、楳図かずお先生ファンの間で、話題となっているようです。

楳図かずお先生には、無党派層の社会学士である私が、社会学視点で2001年に監修した「少年画報大全」(少年画報社)にて、インタビューをさせてもらったことが有りますので、楳図かずお先生ファンなら、当時のインタビューと、読み比べて見ても、面白いかも?



第1回「恐怖マンガ 子供のため」写真=横山就平撮影。

第2回「グリム童話でデビュー」図版「森の兄弟」から。©楳図かずお

第3回「へび女奈良の伝説から」図版「口が耳までさける時」から。©楳図かずお

第4回「怪談の連作 母の影響」写真「幼い頃、母の市恵さんと」=本人提供

第5回「制約多い少女マンガ」写真「少女、少女ブック、少女クラブ」

第6回「外見と内面 変化の連鎖」には、故・丸山昭さんと同じく、御指導御鞭撻いただいている新井善久さんのお名前を発見。図版「猫面」から。©楳図かずお

第7回「母ものブームにへび女」図版「ママがこわい」から。©楳図かずお

第8回「ホラー物で天下目指す」図版「赤んぼ少女」から。©楳図かずお

第9回「少女誌から『退場』通告」図版「うろこの顔」から。©楳図かずお

第10回「新連載 表現の実験場」図版「蝶の墓」から。©楳図かずお

第11回「少年誌 主役は女の子」図版「おろち」から。©楳図かずお

第12回「戦時下の極限 描き込む」図版「おろち」から。©楳図かずお

第13回「自作自演アルバム発売」写真「闇のアルバム」のレコーディング中(撮影・林中道)=本人提供

第14回「芸術的すぎたSF」、図版「別世界」から。©楳図かずお

第15回「世界滅亡 人の本質出る」図版「半魚人」から。©楳図かずお

第16回「ウルトラマン先行連載」図版「ウルトラマン」から。©楳図かずお©円谷プロ

第17回4月4日(火曜日)「人間守る猫目小僧」図版「猫目小僧」から。孤独で誇り高い楳図ヒーロー ©楳図かずお

第18回「漂流教室 綿密な準備」図版「漂流教室」から。©楳図かずお
第19回「親離れ子離れ」テーマ、
図版「漂流教室」から。©楳図かずお

第20回「自信あった お笑い路線」図版「アゲイン」から。©楳図かずお

第21回「重ねた父のイメージ」図版「アゲイン」から。©楳図かずお

第22回「グワシ!」まこと旋風/写真.まこと人形を手に「グワシ!」。このポーズがトレードマークに(2009年)

第23回「子供の内に潜むもの」図版「洗礼」から。©楳図かずお

第24回「大人への過程 失う「力」」写真.高校生の頃。自分のマンガと共に=本人提供

今春は、このインタビューを機会に、今まで集め続けて来た楳図かずお先生作品を、初期作品から復刻版が出ている作品は、復刻版で、手塚治虫先生作品の復刻版や、水木しげる先生作品の復刻版と共に、社会学視点で、時系列で、体系的に楽しんでみたいと考えています。

因みに、私が監修した「少年画報大全」で、インタビューにご協力いただいた先生方は、「楳図かずおの恐怖劇場」(首なし男、地球さいごの日、大怪獣ドラゴン、後編、双頭の巨人)昭和41年7月〜11月(全4話5回)「笑い仮面」昭和42年1月〜11月(全11回)新書判全1巻(昭和44年1月10日)「猫目小僧」昭和42年12月〜昭和43年5月号(全2話「恐怖の再生人間」「みにくい悪魔」6回)新書判全3巻(1巻昭和44年4月30日.2巻昭和44年7月5日.3巻昭和44年8月10日)の楳図かずお先生始め、「地球SOS」の故・小松崎茂先生、「フイチンさん」の故・上田トシコ先生、「まぼろし探偵」の故・桑田次郎先生、「ワイルド7」の故・望月三起也先生、「怪物くん」の故・藤子不二雄先生、「蔵六の奇病」の日野日出志先生、「キックの鬼」(原作/故・梶原一騎先生)の故・中城けんたろう先生、「天馬天平」の故・堀江卓先生、「黄金バット」の故・永松健夫先生のお嬢様、谷口陽子さんという出版美術界の十人の豪華なレジェンドの方々。

これ程、凄いメンバーのインタビューを、一冊の本に、収録するのは、空前絶後、最早、不可能なので、アーキビストとしての矜持、此処に有り。

東京の新規感染者数(過去最多は、2022年7月28日(木)4万406人)

4月8日㈯1261人/(3月25日863人)

4月9日㈰956人/(3月26日667人)

4月10日㈪458人/(3月27日355人)

4月11日㈫1490人/(3月28日1001人)

4月12日㈬1334人/(3月29日1002人)

4月13日㈭1181人/(4月6日1109人/2022年7月28日過去最多4万0406人)

4月14日㈮1215人/(4月7日1133人)


神奈川県の新規感染者数(過去最多は、7月27日(水)1万6554人)

4月9日㈰489人.東京都との合計は、1445人/(3月26日448人.東京都との合計は、1115人)

4月10日㈪310人.東京都との合計は、768人/(3月27日198人.東京都との合計は、553人)

4月11日㈫717人.東京都との合計は、2207人/(3月28日454人.東京都との合計は、1455人)

4月12日㈬687.東京都との合計は、2021人/(3月29日468人.東京都との合計は、1470人/2022年7月27日過去最多1万6554人)

4月13日㈭631人.東京都との合計は、1812人/(4月6日602人.東京都との合計は、1711人)

4月14日㈮553人.東京都との合計は、1768人/(3月24日422人.東京都との合計は、1315人)

4月15日㈯人.東京都との合計は、人/(3月25日504人.東京都との合計は、1367人)

現在、東京都と神奈川県の感染者数を合わせて、一万人を下回っていますので、三年ぶりに路線バスや、電車の利用を再開して、都内への外出も、考えています。

これからも、「家族の健康と、幸せ」を最優先に、「メトロポリス漫画ミュージアム」(2023年5月1日ネット上にプレオープンを目標!)開館を目指して、日々、蔵書と資料の整理に、ストイックに取り組み続けます。

昨春から、BS松竹東急の「よる8銀座シネマ」で、映画をセレクトして見て、スカパー!衛星劇場で、名作映画をBlu-rayに録り貯めて、春夏秋冬、自分の見たいタイミングで見たい映画や、ドラマをみる新しいライフスタイルを始めてから、もうすぐ一年が過ぎようとしています。

大人の事情から、2010年43歳で、漫画史研究家をいち早く卒業し、日本の出版美術史の研究家&無声映画時代からの映画史研究家&竹久夢二が活躍した時代からの音楽史の研究家&ファミリーヒストリーの研究家へとパワーアップ。

2011年夏に、地上波が、アナログからデジタル放送に変わり、築年数が古い、昭和時代のド田舎の古民家の間取りのような古い家で、日々、好きな映画&出版美術&音楽を日本に住んで楽しむ暮らしを続けていますが、戦前の日本男児のような気質の私には、とても快適です。

1月に、Blu-rayが不調となり、父親の代からの付き合いとなる街の電気屋さんに頼んで、二台目のBlu-rayも、接続。
今まで撮り溜めて来た一台目の1TAB分の映像&音源は、よりすぐりのアーカイブとして引き続き活用し、新たに2TAB分の映像&音源が、DR画像や、三倍録、五倍録でも、取り直しが出来るので、楽しかった大学でのキャンパスライフを、もう一度、楽しめるような気分です。

BS松竹東急で再放送されていた「奥さまは魔女」全8シリーズを、Blu-rayに五倍録で全話録画成功!

すると、再度、初回から「奥さまは魔女」の再放送が始まったので、今度は、五倍録から、DR画像での録画にパワーアップしたいと考えています。

BS日テレの「桃太郎侍」も、15倍録していた夕方の再放送(全258話)が終了するのと前後して、朝に再放送が始まっているので、大好きな植木等さんが登場する初期のシリーズは、3倍録で。

それ以後は、五倍録で録り直しをする心づもりです。

ライフ・イズ・ビューティフル!
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