198万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

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通常総会と漫画家協会賞懇親会!

2009-06-14 09:22:27 | 告発!!著作権違反書籍【マンガの昭和史】
今日の画像は、贈賞式・懇親会での一枚。
右から第38回日本漫画家協会賞受賞者の西岸良平氏、所ゆきよし氏、五十嵐大介氏、うえださと士氏、北見けんいち氏そして青いハッピを着ているのが、乾杯の音頭をとる我等が常務理事の、ちばてつや先生。


第24回年度初め通常総会は午後4時より開始。


物故会員4名
武本サブロー氏
宮村正治氏
赤塚不二夫氏
松山たいきゅう氏
へ一分間の黙祷を行う。


佐川美代太郎氏が名誉会員に承認される。


協会のホームページがこの日よりリニューアルされた。
私は、2003年に入会した際の古いデータのままなので、急いで新しいものにしなければと思う。


各部会報告の中で、特に興味を持ったのは、やはり著作権部の報告。

Google書籍検索問題に関しては、漫画家協会では他の協会とは異なる独自の声明文を出している。
詳しくは、社団法人日本漫画家協会のホームページを確認して貰いたい。


著作権に関しては、様々な問題が起きている。


私個人が知ったものでは、2003年頃に電子配信により貸本漫画時代の作品が多数著者に無断で配信されている事件があった。
犯人を突き止めると、現代マンガ図書館の内記稔夫氏が黒幕であることが判明。
当時私も顔を出していた漫画史研究会の席上で内記稔夫氏の参加していることを確認した上で、著作権の無断使用の問題として皆さんどのように思うかとたずねたところ、横から関西(三重?)出身の宮本大人氏が

お前アホちゃうか。無断でそんなことするわけないやろ!

と公衆の面前で私を罵倒した。

だが、私は事前に無断使用している事実を著作権者及び配信元の会社から確認しているからこそ抗議したのである。
私は宮本大人氏に対し


馬鹿はお前の方だろう。
著者に無断で使用しているから問題提起しているんだ。
こんな大事なことすらキチンと話し合いが出来なくて何が漫画史研究会だ。


と発言したところ、宮本大人氏は無言となり、
夏目房之助氏などは


それはここで話し合うような問題ではない。


という。
私は、漫画史研究会という名を持つ漫画研究者の集まりの意味を疑った。
著作権の問題を、会に参加している人物が起こしているのに、話し合いすら出来ない会なんて・・・。


宮本大人とは、早稲田大学を出て、東京大学大学院で学んだとかいう人物であり、現在は九州の方の大学で准教授をしており、来年は明治大学にくるという。


私が漫画史研究会に参加するようになったキッカケは、2000年4月頃、当時川崎市市民ミュージアムで漫画担当の学芸員をしていた細萱敦氏(現・東京工芸大学准教授)より良かったら一度参加してみないか?と誘われたからであり、それ以来その時まで丸4年近く参加し続けていたのだが、その件があり参加する気がしなくなった。

その後、漫画史研究会には、数年後に一度だけ顔を出したことがある。
電子配信の会社の役員が、私に全面的に謝罪し、問題図書の配信をすぐに停止したことなどのてんまつの報告と、漫画史研究会の席上で自らの悪業を否定した内記氏や、根拠もなく人を罵倒した宮本氏が人としての良心から謝罪をしてくるかどうかを試すためである。
だが、内記稔夫氏からも、公衆の面前で何の根拠もなく人を罵倒してきた宮本大人氏からも私への謝罪はその時も、その後も一切ない。
東京大学大学院卒の宮本大人氏からすれば、不良少年上がりで明治学院大学の夜学で学んだ私に対して、


アホちゃうか


という発言を訂正する気はさらさらないのだろう。
ことのてんまつを報告しようとしたのだが、たずねてくる漫画史研究会の参加者がいないどころか、なぜ私が参加をするのかといった空気が漂っていた。
漫画史研究会がどういう所かについては、赤木了介、(赤木大介)なる人物と宮本大人、房爺(夏目房之助)とのやりとりでネットの上でも既に真実の姿を伝えているようなので、そちらでのやりとりを見ていただければ、彼等の人間性がわかって貰えると思う。
私は、赤木了介なる人物とは面識がないのでどのような人物なのか判断は出来ないが、漫画史研究会参加者については内記稔夫氏を含め、その人間性が率直にあらわれている。
Google検索で、(赤木了介、宮本大人)で検索するとそのやりとりが出てくる。
(漫画史研究会の入会について)、でも何番目かに出てくるようだ。


どうやら私と、漫画史研究会のメンバーとは、育って来た環境の違いからか漫画やアニメに対する考え方があまりにも違うようだ。


高校時代、停学を何度もくらい退学寸前の不良少年だった私は、大好きだった父の入院を機に改心し、大学進学を志す。
11ヶ月にわたる入院生活の中、17歳の春に父を癌でなくしてしまった私が進学先として選らんだところが、明治学院大学社会学部社会学科の夜間である。
父が私の為に遺しておいてくれた学費以外は、交通費や、教科書代、はてはサンフランシスコへのホームステイの費用にいたるまで全て添乗員のアルバイトや、奨学金を貰いながら4年間優秀な成績で通ったのである。
2003年には、社会学科の後輩達5人から卒業生訪問インタビューを受け、その様子が明治学院大学社会学・社会福祉学会が発行する(Socially第12号・2004年3月発行)に訪問記事として載っていることが、私が明治学院大学社会学部の優秀な卒業生であることを証明してくれているハズだ。


だが、世間一般では、学歴に対する差別や偏見は就職をするにしても、何をするにしても、つきまとう。
夜学に対する差別には根強いものがあるのは事実だ。

漫画史研究会とは違い、日本漫画家協会にはそのような学歴による差別や偏見はまるで感じられ無い。


社団法人 日本漫画家協
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