薬師寺 花会式その２

　3/31、花会式結願の日、練行衆の法要の後、行われる最終の行事、鬼追い式が20:30から行われました。この行事は鬼が大変激しく暴れまわり、観客の所すれすれまで松明を持ってくるので、ドキドキハラハラです。暴れまわる鬼を最後には毘沙門天が鎮めるという儀式です。鬼は煩悩の象徴、薬師悔過の罪を反省し、よい生き方に改めるという主旨を視覚的に表現したようです。

↓　法要の後、金堂前に練行衆がそろいます。


↓　咒師（しゅし）が祓い清めます。


↓　南門に鬼が集合


↓　例年とは異なり、コロナ禍で舞台での乱舞はありません。いよいよ鬼が動き回ります。


↓　小ぶりの松明をもってあちらこちら動き回ります。鉄柵に松明を激しく叩きつけます。




↓　観客の傍まで寄ってきます。




↓　毘沙門天の登場。鬼を鎮めます。


↓　春を呼ぶ行事、鬼追い式の終了です。バックは昨年、修理完了した東塔、現在、初層を公開中。
　コロナの影響で落慶式は未だ行われていません。早く行われることを祈るばかりです。


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