みちのく童話会
東日本大震災から10年のくぎりの2021年、東北地方の皆様から第1回みちのく童話賞を開催し、第3回まで、たくさんの作品、作家との出会いがありました。
童話賞終了後は、みちのく童話会として、活動を続けています。
秋田市在住、小児科医の井嶋敦子さんの新刊です。
ひまりは、ADHDと診断された小学6年生。
作者ご自身がADHDの傾向があると、あとがきで述べています。
まわりがおおらかに見守ってくれれば、きっとのびのび暮らせるのでしょうが、6年生の担任の先生からは、おこられてばかり。そんなひまりが、自分の一日を「時間割」という形でノートに書き出します。
たくさんの子ども達、保護者の方、学校関係者、医療関係者の皆様に読んでいただきたい本です。
自分にしか書けない物語。これはやはり強い!
ぜひ、お読みください。