みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

みちのく童話会

 東日本大震災から10年のくぎりの2021年、東北地方の皆様から第1回みちのく童話賞を開催し、第3回まで、たくさんの作品、作家との出会いがありました。  童話賞終了後は、みちのく童話会として、活動を続けています。

(今更ですが)秋田の災害にお見舞い申し上げます。

2023-07-31 | 日記

 過日の秋田の水害は、大変でした。

 秋田市出身なのですが、これまで聞いたことのない規模の災害です。

 みちのく童話賞スタッフの一人、井嶋敦子さんのご自宅も床上浸水。

 水がひいた後の、泥かき、使えなくなったものの処分、掃除、そして消毒とまだ災害は終わっていません。高齢者だけのお宅もあるでしょう。ボランティアに行ってくださっている方、ありがとうございます。政府の支援はどうなっているのでしょうか。

 温暖化ではなく沸騰化という言葉も飛び出てきました。

 地球規模で、これからまだまだ災害が起きるのではと不安がよぎります。

 きょうで7月最後。明日からは8月ですが、熱中症に気をつけてお過ごしください。童話賞は最終選考を進めております。


『みちのく妖怪ツアー 謎解き編』佐々木ひとみ・野泉マヤ・堀米薫(新日本出版社)

2023-07-25 | スタッフ新刊・活動紹介

 緑陰が恋しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

 この度、宮城県在住の作家 佐々木ひとみ、野泉マヤ、堀米薫の三人で、新日本出版社より『みちのく妖怪ツアー 謎解き編』を出版いたしました。 

 ご高覧いただければ、幸甚に存じます。

 

         

 

 この作品は、2018年に出版した、『みちのく妖怪ツアー』シリーズの第6弾にあたります。自然災害や大飢饉など、数々の困難を乗り越えてきた東北の人々にとって妖怪は、いつの時代も怖いものであると同時に、心の拠りどころとなる大切な存在でもありました。それぞれの土地の歴史や自然、人々の思いが反映された〝土地の魂〟とも言える「みちのくの妖怪」たちを紹介したいとの思いから生まれたのが、『みちのく妖怪ツアー』シリーズでした。

『謎解き編』は、旅先や帰省先で「謎解きツアー」に参加したり、「謎解き」に挑戦する子どもたちの物語です。本作も、これまでのシリーズの流れを汲み、東北6県の妖怪とその土地ならではの食や風物が登場します。一見楽しげな「謎解きツアー」ですが、実はそのツアーを仕掛けたのは……。 

「みちのくの奥深さ」と、ますますパワーアップしたダークな味わいを、お楽しみいただければ幸いです。

 さらにこの夏は本書の出版に加え、宮城県登米市 横山不動尊にて、一昨年ご好評をいただいた「みちのく妖怪ツアー展」(仙台文学館)で使用されたパネルの展示、および作家三人による講演会も予定されております。 コロナ禍を乗り越えた今、観光地には人の姿がもどりつつあります。東北各地の夏祭りも、今年はコロナ禍前の規模で開催されるところが多いようです。感染症への用心は継続しつつ、子どもも大人も、伸びやかに夏を満喫していただきたい。できれば、妖怪の宝庫・みちのくに足を運んでいただきたいと願っています。どうぞよろしくお願い申し上げます(佐々木ひとみ)。

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 シリーズ6作目となる本作、ぜひお読みください(お)。

 


第 76 回岩手芸術祭「県民文芸作品集」54 集作品募集

2023-07-09 | スタッフ新刊・活動紹介

<岩手の公募情報>
第 76 回岩手芸術祭「県民文芸作品集」54 集作品募集

      
小説、児童文学など9つのジャンルがあります。
あなたも児童文学部門に応募してみませんか。
応募資格は岩手県在住者(経験者も含む)、岩手県出身者及び本籍が岩手県内に
ある方です。
写真は令和 3 年度(52 集)と令和 4 年度(53 集)の県民文芸作品集です。
児童文学部門は芸術祭賞、優秀賞、奨励賞の作品が掲載されます。

児童文学作品 1篇 原稿用紙 30枚以内、童謡 3 篇以内
(ワープロ可、原稿用紙換算記入のこと)、
応募締め切り 令和 5 年 8 月 31 日(木)消印有効
応募方法 郵送またはデータ送付
賞金 芸術祭賞 3 万円、優秀賞 2 万円、奨励賞 1 万円
詳細は 岩手県文化振興事業団のホームページで確認してください。
 http://www.iwate-bunshin.jp/762_bunngei.pdf


岩手児童文学の会よりお知らせ

2023-07-09 | スタッフ新刊・活動紹介

岩手児童文学の会
2023.7.9
「みちのく童話賞」支援スタッフ:ちばるりこです。
私と田沢五月さんが所属している「岩手児童文学の会」の紹介です。
設立は 1975 年、なんと 45 年の伝統ある会です。
現在は会員数 15 名。作品の合評やブックトーク、講演会など楽しみ
ながら活動しています。
年代層は幅広く、20 代の若者から 90 代まで。(90 代の方は小説や随
筆などにおいても現役でご活躍です。)年齢も考え方も違う会員同士
ですが、児童文学をとおして子どもたちにメッセージを届けたいとい
うゆるぎない思いは変わりません。
今年は 5 月に総会・合評会を実施し、7 月 22 日(土)に合評会を盛岡
市仙北町のサン・ライフ盛岡で行う予定です。
新入会員を募集しております。できれば岩手在住の方で絵本や童話が
好きな方、児童文学を書いている方、書いてみたい方、このサイトの
「お問い合わせ」よりご連絡ください。
本会は岩手芸術祭の「文芸祭」児童文学大会の運営にも関わっており
ます。岩手芸術祭の公募情報も併せてお読みください。

     

(2023.7.9 記)
 『物語のゆりかご第 3 号』
2023 年 2 月発行の同人誌です。
短編 11、エッセイ 2、詩 4
同人の追悼エッセイなど収録。