みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

みちのく童話会

 東日本大震災から10年のくぎりの2021年、東北地方の皆様から第1回みちのく童話賞を開催し、第3回まで、たくさんの作品、作家との出会いがありました。  童話賞終了後は、みちのく童話会として、活動を続けています。

よくあるお問い合わせ②

2021-01-27 | 童話賞

 東北で生まれ、東北で育った。でも、去年東京に引っ越した・・・。

申し訳ありません。この方は、「東北在住」という応募資格からは外れてしまいます。本当は、ご応募していただきたいんです。でも、東北出身というのを、どこで線引きするか、悩んでしまいます。

 小学校まで東北だった方は? 

 生まれたのは東北。でも3歳に引っ越した・・などなど。

 唯一の例外は「童話塾in東北」参加経験者の方です。その場合は、第○回参加と書いてご応募ください。

 もし応募資格がなかった・・という方、ごめんなさい。でも童話賞は、他にもあります。ぜひぜひ、「書きたい」お気持ちを大事になさってください(お)。

 


『ねじれた時間のキョーフ』に「わたしは少女作家」が掲載(吉田桃子)

2021-01-26 | スタッフ新刊・活動紹介

         

 吉田桃子さんの新刊です。

 24時間のキョーフという怖いシリーズの最終刊。その中の1編が、吉田桃子さんの「わたしは少女作家」です。

 作家になるのが夢の真緒ですが、「小学生小説大賞」に応募したけれど落選。しかも大賞だったのは、クラスメートのあずさでした。

 真緒は、こんど頑張ろうではなく、応募前の三ヶ月前にもどりたいと願います。すると・・・。真緒のねじれた時間は、どうなるのでしょうか。

 今、怖い話の公募もあります。他にも怖い話が4編載っています。参考になると思います。このシリーズ、絵も怖くって・・。子どもは、こういう怖い話が、好きなんですよ。

 ぜひ、お読みください(お)。


『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』おおぎやなぎちか作・江頭大樹絵(くもん出版)

2021-01-26 | スタッフ新刊・活動紹介

         高学年以上~大人向け

 アテルイは、奈良時代から平安時代、現在の岩手から宮城に流れる北上川周辺に住んでいたエミシの長です。長く歴史に埋もれていた存在ですが、この10年ほど、復権が叫ばれ、今では中学の歴史教科書にも出ています。

 記録に残っているのは、朝廷との戦いの部分と、その最後。坂上田村麻呂とのやりとりというわずかなものです。

 なので、ほとんどは創作です。でも、その時代のこと、朝廷とエミシとの関係など、かなり調べて書きました。巣伏の戦いと呼ばれ、朝廷軍が5万多賀城に待機、そして4000が進軍し、それに1500のエミシ軍が応戦し、大勝利をおさめたこともあります。

 アザマロというエミシの長が、多賀城を焼き討ちにしたこともあります。ここにもアテルイを絡ませました。

 エミシはまつろわぬ人々だったのです。しかし、坂上田村麻呂が征夷大将軍となってから、形勢が逆転します。征夷とは、蝦夷を征伐するという意味なのです。

 今、日本はひとつの国ですが、そのような時代があったこと、アテルイという男がいたことを、子ども達に伝えたい、大人の方にもぜひ読んでいただきたい。そう願っています。

 よろしくお願いいたします。 (お)


よくあるご質問

2021-01-18 | 童話賞

 2021年になり、もう半月が過ぎました。

 みちのく童話賞募集開始の3月も、もうすぐ目の前です。

 HPへのお問合せも、ぼちぼち入っておりますが、中で目立つご質問にお答えいたします。

 作品は、400字詰め原稿用紙換算7枚まで。1枚タイトルをつけてとあるため、そのタイトルの分が7枚に含まれるのかどうか、迷う方がいらっしゃるようです。

 作品そのものが7枚まで。プラスタイトルの1枚になります。

 

 これから書いても間に合います。お待ちしております。

 


だがし屋「竹とんぼ」

2021-01-06 | スタッフ新刊・活動紹介

       

 

 昨年東北のとある町に、「竹とんぼ」という駄菓子やさんがオープンしました。
 駄菓子や・・。子ども達が小銭を握りしめて、あれ、おいしそう。こっちもいいな。くじつきがいいな。と迷って迷って、「これ、お願いします」と店主とやりとり。
 ファンタスティックな空間です。

 竹とんぼが、どこにあるか、ここには書きません。
 あなたの家のすぐ近くかも。

 どうやら、店主は東北の妖怪に詳しいようですよ。
 もしかしたら、妖怪もお菓子を買いにきてるのかも。
 
 *みちのく童話賞スタッフのひとりによる活動です。(あ)


「ちゃぐりん」2月号~「春を待つ花」堀米薫

2021-01-05 | スタッフ新刊・活動紹介

あけましておめでとうございます。

学生向け雑誌…ちゃぐりん2月号:家の光協会:にショートストーリー「春を待つ花」を書きました。
春が待ち遠しい!そんな気持ちを込めた、ファンタジーのような物語です。
下のサイトからも、一部ご覧いただけます。 (堀米薫)
http://ienohikari.net/press/chagurin/

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 東北は大雪ですね。

 また新型コロナウイルスの感染拡大も止まりません。皆様、お気をつけください。そして、今年はいよいよ「みちのく童話賞」の募集が始まります。

 これからでも、大丈夫。ぜひ、このような時代に励みになる作品をお送りください(お)。