みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

みちのく童話会

 東日本大震災から10年のくぎりの2021年、東北地方の皆様から第1回みちのく童話賞を開催し、第3回まで、たくさんの作品、作家との出会いがありました。  童話賞終了後は、みちのく童話会として、活動を続けています。

小説『ブルーロック EPISODE凪2』もえぎ桃・文(講談社)

2024-05-22 | 日記

       

 

小説『ブルーロック EPISODE凪 2』文:もえぎ 桃/ 原作:金城 宗幸  絵:三宮 宏太

 

人気サッカー漫画「ブルーロック」のスピンオフ漫画「ブルーロック EPISODE凪」のノベライズ。第2巻です。 

〜あらすじ〜

退屈な人生よ、おさらば! 世界一のストライカー育成寮“青い監獄”! チームVは”最強トリオ”凪・玲王・斬鉄の力で、一次選考で優位に立つ! そんな3人の天才の前に立ちはだかるのは、潔世一・蜂楽廻を擁する”ダークホース”集団のチームZ。闘志むき出しの玲王と斬鉄を前に、相変わらずダルそうな凪。しかし、凪の中では、すでに”新たな感情”が芽生えようとしている――。才能とエゴがぶつかり合う激戦の末、天才が見つけたものとは――?

映画「ブルーロックEPISODE凪」も絶賛公開中です!(もえぎ桃より)

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 漫画のノベライズなので、原作やキャラクターデザインや、絵は別の作家さん。

 本はたくさんの人の力で作られます。編集者さん、営業さん、印刷所・・・。そう思うと小さな本がずっしり重く感じられます(お)。ぜひ、お読みください。


『トモダチデスゲーム⑦死人に口なし』もえぎ桃作。久我山ぼん絵(講談社)

2024-05-21 | スタッフ新刊・活動紹介

                     

『トモダチデスゲーム⑦死人に口なし』
 
発売になりました!
 
トモダチゲームは、友だちを裏切らなければ勝ち残れない最悪のデスゲーム。
今回のトモダチゲームは「フレンドシューティングゲーム」!
戦う相手は親友の漣連!
ひとりぼっちになった永遠は、逃げ切れる――?
そして、感情のないソララと共感力ゼロのピース、風変わりなふたりの理由が明らかに。
 
いよいよクライマックスへ! 
おもしろくてためになる「トモダチデスゲーム」シリーズ、よろしくお願いいたします(もえぎ桃)。
 
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 もえぎ桃の新刊、あしたもご紹介ありますよー(お)!

『この街で夢をかなえる』堀米薫(くもん出版)

2024-05-16 | スタッフ新刊・活動紹介

                           

このたび、くもん出版より「この街で夢をかなえるーエンタメで地方を元気にするリンゴミュージックの挑戦」を出版しました。

「なぜ、農民の堀米がアイドルの本を?」と驚かれたことと思います。実はりんご娘は、本気の農業活性化アイドルであり、ファンは農家を意味する「ファーマー」という愛称で呼ばれています。アイドルとは無縁の生活でしたが、今や「リアルファーマー」として、りんご娘の大ファンとなってしまいました。

タレントの王林さんを輩出した青森県弘前市の芸能事務所「リンゴミュージック」は、20年以上の歳月をかけて、地域に愛され地域を励ます「りんご娘」を育ててきました。それはまさに、農家が長い時間をかけてりんごの木を育てる営みと同じでした。アイドル育成の方法は非常にユニークで、「地域を支える人材の育成」を主眼としています。

今回、タレントとして活躍する王林さん、リンゴミュージックの樋川社長夫妻はじめ、関係者18名の方に取材をさせていただき、一冊にまとめました。王林さんの芸名が、なぜリンゴの品種名なのか。王林さんは、なぜあんなにも青森を愛しているのか。取材を通し、リンゴミュージックの、地方を盛り立てようとする地域貢献の志、そして、誰かの役に立つことで夢をかなえようとする他者貢献の姿勢に心打たれました。

本書には、夢をかなえるためのヒントもたくさん埋め込まれています。地方が衰退し、世の中が縮小ムードに覆われている現在、大人の方だけでなく、アイドル達と同年代の若い人たちにも本書のメッセージが届き、地方の豊かさを見直すきっかけとなればと願っております。                                                      堀米薫

 

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 皆様、ぜひお読みください。

 テレビドラマ、映画化希望!(お)

 


『魔女やしきのサーカス!』ふろむ・編(国土社)

2024-05-11 | スタッフ新刊・活動紹介

     

 スタッフの田沢五月・ちばるりこが所属している同人誌「ふろむ」の皆さんが、アンソロジーを出版しました。

 ちょっと不思議!? めっちゃこわい! 10のお話です。

「黒いリフト」ちばるりこ  これは、怖い。スキーで山に登るときに乗るリフト。なれるとなんでもないんですが、乗るときと降りるとき一瞬の緊張がありますね。しかも、自分にまわってきたリフトだけは黒かったら? 最初はかっこいいと思ったけれど、そのリフトはどんどんスピードをあげて、気づいたときには・・

「真夜中のコンサート」田沢五月  ある北の村に引っ越してきた栞は、すぐに友達ができました。でもその家には何か秘密がありそう。

 学校帰りに見かけたカルガモの親子。夜中におとうさんが大工さん仕事をしてたのかと思っていた音はキツツキでした。キジも見つけました。そして、一人で留守番をすることになったある日、外から聞こえてきた音は・・。

 視覚聴覚など感覚が刺激され、物語世界を豊かにしていることがわかります。

 「ふろむ」は、長い年月活動をして、多くの人が作家となっています。そして、今でも毎月合評会をしているとか。すごいです。

 イラストも同人の方たちによるもの。表紙は、私もよく存じ上げている、かわのむつみさん。表題の「魔女やしきのサーカス」の作者です。子ども達、きっと大好きな物語だと思います!