みちのく童話会
東日本大震災から10年のくぎりの2021年、東北地方の皆様から第1回みちのく童話賞を開催し、第3回まで、たくさんの作品、作家との出会いがありました。
童話賞終了後は、みちのく童話会として、活動を続けています。
スタッフもえぎ桃の新刊です。
待ちに待った『ふたごに溺愛されてます!!』2巻です。
泉中学校の美形ふたご=すりる(姉)とこおる(弟)は、地味なメガネっ子の陽彩にメロメロ。さらに、陽彩がこおるの彼女だといううわさも、流れ始めている。そんな中、下級生からこおるへの、度がすぎるストーカー行動から守るため、すりるが、「こおるの彼女のフリをすれば」と提案してきて……。やきもちやきで陽彩大好きなすりるがなぜ? 溺愛三角関係、どうなる!?
<小学中級から・すべての漢字にふりがなつき>
(もえぎ桃より)
1巻では、読者から「女の子が女の子を好きになったので、最初はびっくりしました。でも、好きになる気持ちに性別は関係ないんだと思いました。」という感想をいただきました。
LGBTQという言葉を使うまでもなく、「好きになる気持ち」を肯定できる。
そんなふうに読んでもらえてとてもうれしいです。
また、主人公の陽彩は地味でぼっちですが、「ひとりでもいい。わたしには小説を書くという楽しみがあるから」とがんばる、ある意味とても芯の強い女の子。
好きなこと、楽しいことをしていると、世界がどんどん広がっていく。
そんなメッセージも伝えられたらと思います。
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すりるとこおるの双子の美形っぷり、メロメロっぷり、とにかく楽しめます! (お)