↑ちひろ美術館と北アルプス
みなさんこんばんは。
三人還女の旅三日目は松本から安曇野に移動し
レンタサイクルで 安曇野の名所を巡ります。
木の実ちゃん同級生の還女おふたりは どちらも元小学校教員(木の実ちゃんは元幼稚園教員)。
ということはどちらも引率のプロでして 旅の計画立てるのも 実行するのもお手のもの。
今回の旅はバスツアーと違って 自分たちで新幹線や電車の時刻を調べ チケットの手配をし
名所を巡るのも 利用する交通手段や見学の時間配分なども 全て自分たちで決めなければなりません。
ホテルの部屋で 次の日の行動予定を熱心に話し合うおふたりの横で
木の実ちゃんは 「旅のプランは任せたあ ついていくわあ」とのんびりムード。
(困ったひとですね おふたりさま ごめんなさい💦 💦)
松本からJR大糸線に乗り穂高駅で降りて 駅前のレンタサイクル屋さんで自転車を借り
安曇野の名所をめぐり その後また大糸線に乗って信濃松川駅で降り ちひろ美術館へ。
旅の最終日のプランは決まり いざ穂高駅へ。
JR穂高駅。こじんまりした素敵な駅舎です。
レンタサイクル屋さんで 安曇野巡りの詳しいルートを教えてもらいました。
スタート 最初の目的地は駅近くの穂高神社(ほたかじんじゃ)です。
穂高神社は信濃の国の大社で 平安時代初期に創建。
「日本アルプスの総鎮守」と呼ばれる 格式ある古社です。
旅の守り神としても知られ 交通安全商売繁盛の後利益があります。
馬も祀られていました。この地域は馬も大切な生き物だったんでしょうね。
樹齢数百年のオオスギ。御神木です。
穂高神社は ちょうど七五三のお参りが多くて 孫ひとりに両親
そして双方の祖父母4人がついて来て 参拝しておられる姿をたくさん見ました。
双方の祖父母は 孫の成長が嬉しくてしょうがない感じで
晴れ着を着た孫の姿を 目を細めて見守っておられました(微笑ましい光景です😊)
次の目的地は大王わさび農場ですが 途中で面白いお寺を見つけました。
門前に 仁王様の赤い大きな下駄を配したお寺です。
山門の吉祥仁王様に手を合わせて一礼してから 願いを込めてこの下駄をはくと
その願いが叶うそうです。
お願いかなうスポット 三人これを見逃すはずがありません。
山門の仁王様に神妙にお礼をしてから 大きな下駄をはいて(乗って?)みました。
大人十人ぐらいのサイズの大下駄 下駄をはいた姿を交互に撮影しました。
朱塗りの下駄はとても美しくて 還女たちの姿も美しく映えます(笑💦)
穂高神社で旅の安全を願い 吉祥仁王様の下駄で祈願成就を願って
精神的に満たされました。
安曇野の有名な名所 大王わさび農場に着きました。
さっそく有名な場所に行ってみます。入口より少し歩いて小さな坂を下ると・・・
安曇野の清らかな川の流れに ゆったり回る水車。
黒澤明監督の 有名な映画「夢」の撮影にために作られたことから
一躍有名になった水車小屋です。
まさに日本の原風景。川の流れは昨日の大雨のせいか 少し濁っていて水流も多かったです。
わさび農場の水は比較的透明でした。さすがにきれいな水。湧水を利用しているのでしょうか?
わさび農場には 北アルプスからの湧水を利用したコーヒーショップもありました。
湧水の後ろがショップです(ここのコーヒー飲みたかったけれど 時間がありません)
農場の中をお散歩していると 小高い丘があって
天気が良ければ 丘から北アルプスがきれいに見えるそうですが・・・
北アルプスは厚い雲に覆われていました(でも安曇野の雄大な景色は感じることが出来ました)
ここの食堂でわさび定食を食べたかったですが すごい人だかり。
時間もありません。オープンカフェで本ワサビソフトをいただきました。
う~ん ツンと鼻にきく辛味もなく まったくのソフトクリームなのに
しっかりワサビの味がするんですね 不思議なお味でした。
ここで本ワサビのりのお土産をゲット。後日お家でごはんにつけて食べたら
わお~っ ツンツン鼻にきくきく まさにワサビ!
でも😋超美味しい クセになってしまうお味でした。
今度は道祖神(どうそしん)公園を目指します。
ここらあたりから木の実ちゃんの自転車は 他の2台の自転車に遅れがちに・・・
還女のひとりはジムに通って体鍛えているし もうひとりは退職後も小学校の臨時教員で
バリバリお仕事こなしているし 木の実ちゃんはのんびりゆっくり生活しているひとなので
自転車こぎにも 差がついてしまいます 😅 😅 😅
おまけに木の実ちゃん 自転車に乗るのも久しぶり(田舎に住んでいるのですぐ車で移動してしまうのです)
カーブ 坂道 ヨロヨロ フラフラ とても颯爽と風を切ってペダルをこぐなんてことにはいきません・・・
ちょっとまってぇ~ 🚴 🚴 🚴
あ~よかった!優しいおふたり ちゃんと公園のところで待っててくれました。
道祖神の周りは 小さな公園になっています。
道祖神とは 民間信仰で道の辻に立ち 疫病や災いから村を守る神のこと。
安曇野地方によく見られます。
この公園の道祖神は 2体とも男女で 穏やかに微笑み抱擁し合っています。
公園の中はきれいに掃除されてて 神様の前にはきれいにお花が飾られていました。
地元の人々が大切にされているのでしょうね。
とっても😍ラブラブな神様たちで 見ていてほっこり癒されてしまいました。
川沿いの道をサイクリングしていると 早春賦の歌碑もありました。
安曇野の空は昨日の大雨の余韻か どんより曇っていましたが
晴れていたら サイクリングロードはこんな感じです。
( ↓2枚の画像はネットからお借りしました )
穂高駅前で自転車を返して 再びJR大糸線に乗り 安曇野ちひろ美術館を目指します。
ちひろ美術館は 信濃松川駅から歩いて40分かかるらしいので
ここは時間短縮のためタクシーで移動(三人でワリカンすればタクシー代も安い)。
タクシーの運転手さんといろいろ話したのですが 安曇野も今年の夏は記録的に暑かったこと
そのため紅葉が遅れていること 盆地なので冬はものすごく寒くマイナス10度にもなることなど
教えていただきました。
そのころには安曇野の空は 青空が少し広がっていました。
安曇野ちひろ美術館に着くと
やったあ~っ ちひろ美術館の遠く後ろに北アルプスが見えました!
この山は白馬岳? ちょっとわからなかったのですが それにしても美しい・・・
遠くからでも神々しく輝いています。よかったあ 北アルプスが見れて ✨ ✨ ✨
ちひろ美術館で じっくりいわさきちひろの絵を鑑賞します。
(4枚の画像はネットからお借りしました)
ちひろ美術館は 世界的に有名な絵本画家いわさきちひろの作品や
世界の有名な絵本画家の作品を展示しています。
いわさきちひろの生涯を展示したコーナーもありました。
独特な優しい淡い色調で 子どもの姿を愛情深く描いたいわさきちひろ。
東京で育ち 東京練馬区にアトリエを建て 一貫して子どもの姿を描き続けました。
55歳でなくなるまで描いた作品は 9600点を超えるそうです。
ここ安曇野はちひろの両親が暮らした土地で 折にふれて訪れ多くのスケッチを残したところ。
ちひろ美術館・東京の開館20周年を記念して建てられました。
ちひろ美術館の見どころは 美術館の周囲に広大に広がるちひろ公園。
広場の一角にある「トットちゃん広場」では 『窓際のトットちゃん』に登場する電車の教室や
図書館が再現されています。
図書室には 昔懐かしい木製の小学校の机や椅子が展示されていました。
あ~っ なつかしい。木の実ちゃん小学校2年生ごろまでは
小学校の机はこんな感じの木製でした。木のふたをパタパタ開けて学んでいました。
木のふたには傷がいっぱいついていて 消しゴムのカスがその中に入って困った思い出も。
ちひろのアトリエも復元されて広場にありました。
中をのぞいて見ると 小さな台所と薪ストーブ 和室が二部屋ぐらい
その和室の一室で ちひろは絵を描いていたようです。
決して派手ではないけれど 木をふんだんに使った心温まる空間。
こじんまりした でも気持ちが落ち着く素敵なアトリエでした。
ちひろのひととなりが偲ばれる 素敵な建物でした。
ちひろ美術館巡りを終え この旅のミッションはすべて達成しました。
三人怪我なく元気で楽しく旅行できたので よかったです。
2日目は土砂降りでしたが コンビニで買っていたレインコートを最大限に使い
雨に濡れても楽しかったです。雨に濡れながら歩き続けるなんて 何年ぶりでしょう!
久しぶりにに青春したなって感じです 😁 😁 😁
また来年も一緒に旅したいねと 次の旅の計画で盛りあがった三人でした。
旅行記最後までお読みいただき ありがとうございました。
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いつも読み逃げしてます
今回は少しコメントします
「三人還女の旅三日目は松本から安曇野に移動し
レンタサイクルで 安曇野の名所を巡ります。
木の実ちゃん同級生の還女おふたりは どちらも元小学校教員(木の実ちゃんは元幼稚園教員)。
ということはどちらも引率のプロでして 旅の計画立てるのも 実行するのもお手のもの。」
シニアでの青春旅行・・・羨ましいです
私は引退してからは人との付き合いが面倒になりました
趣味はビーチコーミングです
一人で砂浜を歩いています