ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

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同級生還暦過ぎての三人旅 ~レンタサイクルでヨロヨロ💦安曇野巡り やっと見えた北アルプスに感動!~ 

2024-11-17 22:15:56 | 国内旅行

 

       ↑ちひろ美術館と北アルプス

 

みなさんこんばんは。

三人還女の旅三日目は松本から安曇野に移動し

レンタサイクルで 安曇野の名所を巡ります。

木の実ちゃん同級生の還女おふたりは どちらも元小学校教員(木の実ちゃんは元幼稚園教員)。

ということはどちらも引率のプロでして 旅の計画立てるのも 実行するのもお手のもの。

今回の旅はバスツアーと違って 自分たちで新幹線や電車の時刻を調べ チケットの手配をし 

名所を巡るのも 利用する交通手段や見学の時間配分なども 全て自分たちで決めなければなりません。

ホテルの部屋で 次の日の行動予定を熱心に話し合うおふたりの横で

木の実ちゃんは 「旅のプランは任せたあ ついていくわあ」とのんびりムード。

(困ったひとですね おふたりさま ごめんなさい💦 💦)

 

 松本からJR大糸線に乗り穂高駅で降りて 駅前のレンタサイクル屋さんで自転車を借り

安曇野の名所をめぐり その後また大糸線に乗って信濃松川駅で降り ちひろ美術館へ。

旅の最終日のプランは決まり いざ穂高駅へ。

JR穂高駅。こじんまりした素敵な駅舎です。

レンタサイクル屋さんで 安曇野巡りの詳しいルートを教えてもらいました。

スタート 最初の目的地は駅近くの穂高神社(ほたかじんじゃ)です。

穂高神社は信濃の国の大社で 平安時代初期に創建。

「日本アルプスの総鎮守」と呼ばれる 格式ある古社です。

旅の守り神としても知られ 交通安全商売繁盛の後利益があります。

馬も祀られていました。この地域は馬も大切な生き物だったんでしょうね。

樹齢数百年のオオスギ。御神木です。

穂高神社は ちょうど七五三のお参りが多くて 孫ひとりに両親

そして双方の祖父母4人がついて来て 参拝しておられる姿をたくさん見ました。

双方の祖父母は 孫の成長が嬉しくてしょうがない感じで

晴れ着を着た孫の姿を 目を細めて見守っておられました(微笑ましい光景です😊)

 

 次の目的地は大王わさび農場ですが 途中で面白いお寺を見つけました。

門前に 仁王様の赤い大きな下駄を配したお寺です。

山門の吉祥仁王様に手を合わせて一礼してから 願いを込めてこの下駄をはくと

その願いが叶うそうです。

お願いかなうスポット 三人これを見逃すはずがありません。

山門の仁王様に神妙にお礼をしてから 大きな下駄をはいて(乗って?)みました。

大人十人ぐらいのサイズの大下駄 下駄をはいた姿を交互に撮影しました。

朱塗りの下駄はとても美しくて 還女たちの姿も美しく映えます(笑💦)

穂高神社で旅の安全を願い 吉祥仁王様の下駄で祈願成就を願って

精神的に満たされました。

 

 安曇野の有名な名所 大王わさび農場に着きました。

さっそく有名な場所に行ってみます。入口より少し歩いて小さな坂を下ると・・・

安曇野の清らかな川の流れに ゆったり回る水車。

黒澤明監督の 有名な映画「夢」の撮影にために作られたことから

一躍有名になった水車小屋です。

まさに日本の原風景。川の流れは昨日の大雨のせいか 少し濁っていて水流も多かったです。

 

わさび農場の水は比較的透明でした。さすがにきれいな水。湧水を利用しているのでしょうか?

わさび農場には 北アルプスからの湧水を利用したコーヒーショップもありました。

湧水の後ろがショップです(ここのコーヒー飲みたかったけれど 時間がありません)

農場の中をお散歩していると 小高い丘があって

天気が良ければ 丘から北アルプスがきれいに見えるそうですが・・・

北アルプスは厚い雲に覆われていました(でも安曇野の雄大な景色は感じることが出来ました)

ここの食堂でわさび定食を食べたかったですが すごい人だかり。

時間もありません。オープンカフェで本ワサビソフトをいただきました。

う~ん ツンと鼻にきく辛味もなく まったくのソフトクリームなのに

しっかりワサビの味がするんですね 不思議なお味でした。

ここで本ワサビのりのお土産をゲット。後日お家でごはんにつけて食べたら

わお~っ ツンツン鼻にきくきく まさにワサビ!

でも😋超美味しい クセになってしまうお味でした。

 

 今度は道祖神(どうそしん)公園を目指します。

ここらあたりから木の実ちゃんの自転車は 他の2台の自転車に遅れがちに・・・

還女のひとりはジムに通って体鍛えているし もうひとりは退職後も小学校の臨時教員で

バリバリお仕事こなしているし 木の実ちゃんはのんびりゆっくり生活しているひとなので

自転車こぎにも 差がついてしまいます 😅 😅 😅

おまけに木の実ちゃん 自転車に乗るのも久しぶり(田舎に住んでいるのですぐ車で移動してしまうのです)

カーブ 坂道 ヨロヨロ フラフラ とても颯爽と風を切ってペダルをこぐなんてことにはいきません・・・

ちょっとまってぇ~ 🚴 🚴 🚴 

あ~よかった!優しいおふたり ちゃんと公園のところで待っててくれました。

道祖神の周りは 小さな公園になっています。

道祖神とは 民間信仰で道の辻に立ち 疫病や災いから村を守る神のこと。

安曇野地方によく見られます。

この公園の道祖神は 2体とも男女で 穏やかに微笑み抱擁し合っています。

公園の中はきれいに掃除されてて 神様の前にはきれいにお花が飾られていました。

地元の人々が大切にされているのでしょうね。

とっても😍ラブラブな神様たちで 見ていてほっこり癒されてしまいました。

 

 川沿いの道をサイクリングしていると 早春賦の歌碑もありました。

安曇野の空は昨日の大雨の余韻か どんより曇っていましたが

晴れていたら サイクリングロードはこんな感じです。

( ↓2枚の画像はネットからお借りしました )

 

 

 穂高駅前で自転車を返して 再びJR大糸線に乗り 安曇野ちひろ美術館を目指します。

ちひろ美術館は 信濃松川駅から歩いて40分かかるらしいので

ここは時間短縮のためタクシーで移動(三人でワリカンすればタクシー代も安い)。

タクシーの運転手さんといろいろ話したのですが 安曇野も今年の夏は記録的に暑かったこと

そのため紅葉が遅れていること 盆地なので冬はものすごく寒くマイナス10度にもなることなど

教えていただきました。

そのころには安曇野の空は 青空が少し広がっていました。

 

 安曇野ちひろ美術館に着くと

やったあ~っ ちひろ美術館の遠く後ろに北アルプスが見えました!

この山は白馬岳? ちょっとわからなかったのですが それにしても美しい・・・

遠くからでも神々しく輝いています。よかったあ 北アルプスが見れて ✨ ✨ ✨

ちひろ美術館で じっくりいわさきちひろの絵を鑑賞します。

(4枚の画像はネットからお借りしました)

ちひろ美術館は 世界的に有名な絵本画家いわさきちひろの作品や

世界の有名な絵本画家の作品を展示しています。

いわさきちひろの生涯を展示したコーナーもありました。

独特な優しい淡い色調で 子どもの姿を愛情深く描いたいわさきちひろ。

東京で育ち 東京練馬区にアトリエを建て 一貫して子どもの姿を描き続けました。

55歳でなくなるまで描いた作品は 9600点を超えるそうです。

ここ安曇野はちひろの両親が暮らした土地で 折にふれて訪れ多くのスケッチを残したところ。

ちひろ美術館・東京の開館20周年を記念して建てられました。

 

 ちひろ美術館の見どころは 美術館の周囲に広大に広がるちひろ公園。

広場の一角にある「トットちゃん広場」では 『窓際のトットちゃん』に登場する電車の教室や

図書館が再現されています。

図書室には 昔懐かしい木製の小学校の机や椅子が展示されていました。

あ~っ なつかしい。木の実ちゃん小学校2年生ごろまでは

小学校の机はこんな感じの木製でした。木のふたをパタパタ開けて学んでいました。

木のふたには傷がいっぱいついていて 消しゴムのカスがその中に入って困った思い出も。

ちひろのアトリエも復元されて広場にありました。

中をのぞいて見ると 小さな台所と薪ストーブ 和室が二部屋ぐらい

その和室の一室で ちひろは絵を描いていたようです。

決して派手ではないけれど 木をふんだんに使った心温まる空間。 

こじんまりした でも気持ちが落ち着く素敵なアトリエでした。

ちひろのひととなりが偲ばれる 素敵な建物でした。

 

 ちひろ美術館巡りを終え この旅のミッションはすべて達成しました。

三人怪我なく元気で楽しく旅行できたので よかったです。

2日目は土砂降りでしたが コンビニで買っていたレインコートを最大限に使い

雨に濡れても楽しかったです。雨に濡れながら歩き続けるなんて 何年ぶりでしょう!

久しぶりにに青春したなって感じです 😁 😁 😁

また来年も一緒に旅したいねと 次の旅の計画で盛りあがった三人でした。

旅行記最後までお読みいただき ありがとうございました。

 

 

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