お稽古の前に・・・基礎編

和のお稽古は ちょっと 敷居が高いと思われる方に 予備知識として 私の経験を含め 書き綴っています
 

カルチャースクール2年目・・・3回目

2007-05-18 09:53:50 | ★番外編★お弟子さんの近況&メッセージ
昨日は ゴールデンウィークが入ってしまいましたので
久しぶりのレッスンになってしまいましたが 全員
元気に参加してくださいました。

初心者1号さんと2号さんは 自分のやるべき事を
それぞれに復習して下さるので お三味線の方は すぐに
新しい所のお稽古に入れます。
ですから 本当に少しずつですが 着実に身に付けて
いらっしゃるな~~という感じがします。
勿論 唄もそれぞれに頑張っていらっしゃいますので
多少・・進み具合のスピードは今後は違ってくるかも
しれませんが 焦らないでお稽古して下さると良いです。


さて 3号さんも 負けてはいません(笑)
昨日は3回目のレッスンでしたが もうすっかりと構え方が
定着してきまして『さくら』を完璧に弾く事が出来ました \(^o^)/

それで 最初の課題曲の前奏部分を相対で指導し 次回までに
譜面を作成してくる事が宿題です。
譜面作成の注意点を伝えると 飲み込みが早く この3号さんも
楽しみです。


さて 4号さんはお唄だけですので 2号さん 3号さん 4号さんの
3人は 一緒にお稽古します。
他人が唄っているのを聞き また注意されているのを聞いている
のも この時期には結構役立ちますし 短時間の割には中身の
濃いレッスンが出来ます。

すると 4号さんから 質問が。。。
『自分の唄とお手本の唄を比べると 色っぽくない・・というか
何か違うのですが。。。』

たまたま こういう質問がありましたので それについて少し
お話しました。

例えば 人それぞれに声の高低・大小・節を廻す(振る)・・と
言いますか いわゆるこぶしを廻す・・というのでしょうか 
それが出来る人も出来ない人もいます。
ですから まずは 自分の声をきちんと出す事 その上で
節が廻せなくても 強弱をつけることで 少しずつメリハリを
付けていきます・・・と 説明し しばしお稽古です。
皆さん 理屈はわかっても なかなか すぐには出来ないのです。

やはり唄うというのは 何度か声を出すことによって こういう
場合はこんな風に出すのか・・と 少しずつ 出し方のコツを
覚えて行くと思うのです。
ですから 理屈はわかっていても 出したことのない声だとか
強弱をつけるというのは 思ったよりも難しいのです。

それが一番顕著にでるのは 「強弱」・・というと 殆んどの方が
声が大きくなるか 小さくなるか・・ですが 実はそうでは
ありません。
その辺が難しいのでしょうね!!
それを少しずつ お稽古したいと思います。

でも 皆さん・・とにかくやる気満々なので これからも楽しみです。







コメント
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