お稽古の前に・・・基礎編

和のお稽古は ちょっと 敷居が高いと思われる方に 予備知識として 私の経験を含め 書き綴っています
 

糸の鰍ッ方・・・

2016-03-09 08:56:00 | ★番外編★お弟子さんの近況&メッセージ
昨日の朝の事ですが 生徒さん(入門1カ月位)からメールがありました。

前日の夜に お稽古をしようと思ったところ 糸が切れまして
鰍ッ方を教えて下さい・・・と。。


ん~~ん 口で説明するのは 難しいし と思いましたが 良い時代ですね!
写メで 送ると 何とか事なきを得たようです。


音緒の部分を 押さえておくのに 洗濯バサミを使う・・といった
すごく 庶民的な画像になってしまいましたが 細かい事はこの際
気にしない気にしない(>_<)



① 音緒に糸を通します。




② 糸の先を持って 輪を作ります。(先端部分が上になるようにします)




③ クロスした部分を右手の親指・人差し指で持ちます。




④ 持った輪を 音緒にかぶせるようにします。




⑤ こんな感じにかぶせます。




⑥ 音緒の部分を持ったまま 左の手で 糸を引いていきます。
  (この時に かぶせてないと スルスル糸が抜けてしまいます)




⑦ 糸が引っかかりますので そのまま ずっと糸を引いていくと
  しっかりと音緒に 固定できます・・完成!





今朝になって 生徒さんから ちゃんと出来ました・・とのメールが
ありました。

良かった良かった\(^o^)/



今回の事は まだお稽古を始めて間もない方なので 調弦をする際に
1オクターブ上を 取ったからかもしれません。

まあ・・色々ありますが 少しずつ お三味線に慣れていかれると
良いですね!!

コメント
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