お稽古の前に・・・基礎編

和のお稽古は ちょっと 敷居が高いと思われる方に 予備知識として 私の経験を含め 書き綴っています
 

何でも今風・・・

2016-05-22 11:11:00 | その他
昨日は 談幸師匠からお知らせを戴いていましたので 録音の合間に
ちょこっと 行ってきました。





私が到着した時は吉幸さんの『家見舞い』かな?・・が 始まっていました。
吉幸さんも 前座さんの頃から拝見していますが かなり 落ち着いた感じに
なられて 良かったです。


そして 談幸師匠の『お若伊之助』・・これは 前にも書きましたが
私が通っていた小学校近くの『お行の松』のいわれ・・・みたいなお話なので
とても興味深いのです。


私が 以前に聞いた 志ん朝師匠の噺とは さげが少し違っていましたね。。
今風というのかしら。。
でも 爽やかな談幸師匠らしくもあるかな?



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<参考>

志ん朝師匠の噺は 人間と狸の間に生まれた双子を殺して 根岸の
『お行の松』の根方に葬ったという 因果塚由来の一席
になっていました。

実は この『お行の松』という所は ちょっと気味が悪い感じの処なので
あ~~あ~~ と思ったものでした。

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ちなみに 今風という意味は・・・

例えば 今は 『放送禁止用語』的なものがあります。
昔は それが普通に使われていた言葉でも 今では 『差別用語』的に
扱われ 歌詞を変えられてしまう事があります。

長唄でも 

岡崎女郎衆 → 振袖模様



端唄では 

お菰がせがむ 附随な 附随な 附随な 附随な
 エエ 附随な おくんなさい 有るの無いのと 
  おっしゃるような御人体じゃない
   
       ↓

隅田の風に ドンドコ  ドンドコ ドコドコ ドンドン
 笛太鼓 国技館 横綱 関取衆の晴れ姿 


『女郎』『お菰』などが 禁止用語・・というか 『自粛用語』なのかも
しれませんね。。



コメント
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