今年のNHK大河ドラマは 「べらぼう」で 蔦屋重三郎の事を
取り上げていますが その舞台となるのは新吉原です。
新吉原は・・・
まあまあ 近い 最寄り駅は 三ノ輪になると思いますが 浅草からも
ちょっと遠いな~~と云う場所です。
そして 普通の人(女性)にとっては 近寄りがたい場所です。
私は 日本橋きみ榮師匠に入門を許され 数年経った頃から 時々
師匠の付き人? と云うのか お仕事に同行するようになっていました。
そして 新吉原の『松葉屋』と云う 手引き茶屋内の仲之町会館で
開催されていた 落語会・・『はなしをきくかい』・・にもです。。
何時の頃から 始まっていたのかは よくわかりませんでしたが
後々 資料を見ていて 昭和47年3月3日が 初回のようです。
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初回の出演者は 古今亭志ん朝師匠・柳家小さん師匠・三遊亭圓生師匠・・
と すごいメンバーです。。
(圓生師匠にお目に掛かったことはありませんが 志ん朝師匠も
小さん師匠も 楽屋ではお目に掛かったことがあります)
そして ラストが 平成4年12月18日だと思います。
その頃には 師匠も亡くなっていたので 師匠の出番は 平成3年ごろが
最後だったかもしれません。
きみ榮師匠は 「トリのまえ」なので 中入り後の出番です。
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松葉屋さんでは いつも 夕食を出してくださって 確か・・親子丼か
玉子丼か・・でしたが 今となっては とても 貴重な 体験です。
そして 此処で ちょっと 不思議に思ったことは 同じ2階の
別の部屋に行くのに 一度 1階まで下りないと 行けないような
迷路のような作り・・・これは「足抜け防止」? と 何となく思いました。
そんな 松葉屋さんも その後は 解体され 今は大きなマンションに
なっています。
場所は 『吉原大門』からも 少し入ったところです。
吉原の事が良くわかる本・・松葉屋さんの女将が書いた本があるので
参考まで。。
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