あと1週間です。
6月が終わるのは。
おかあさんは6月から逃げたがっています。
あ、そこでお説教しないでください。
だって、どうしたっていやなものはいやなんですから。
おかあさんの中では、6月には「負」の思い出が多すぎるんです。
だから、じっと過ぎ去るのを待っているんです。
「6月のないところへ行きたい」なんて言ったって、ナルニア国じゃあるまいし、わちふぃーるどじゃあるまいし、この地球上どこへ行っても、今は6月。
そういう話をしたら「6月はあと少しですから、がんばってください」と言ってくれたお医者さんがいたそうです。
受け入れられるって、すてきです。
そんな気持ちを助けてくれたのは、「リリー&ナンシーの小さなスナック」(文芸春秋)という本でした。
2ページに1回以上は笑えるお薬みたいな本でした。
でも、最終ページがリリーさんからナンシーさんへの追悼文だったので、結局、涙で読み終えることになりました。
で、こっそりおかあさんが言ったんです。
「やっぱりココちゃんがいるから、おかあさんはがんばれるかもね」
おかあさんの目の中に、わたしが映っていました。
6月が終わるのは。
おかあさんは6月から逃げたがっています。
あ、そこでお説教しないでください。
だって、どうしたっていやなものはいやなんですから。
おかあさんの中では、6月には「負」の思い出が多すぎるんです。
だから、じっと過ぎ去るのを待っているんです。
「6月のないところへ行きたい」なんて言ったって、ナルニア国じゃあるまいし、わちふぃーるどじゃあるまいし、この地球上どこへ行っても、今は6月。
そういう話をしたら「6月はあと少しですから、がんばってください」と言ってくれたお医者さんがいたそうです。
受け入れられるって、すてきです。
そんな気持ちを助けてくれたのは、「リリー&ナンシーの小さなスナック」(文芸春秋)という本でした。
2ページに1回以上は笑えるお薬みたいな本でした。
でも、最終ページがリリーさんからナンシーさんへの追悼文だったので、結局、涙で読み終えることになりました。
で、こっそりおかあさんが言ったんです。
「やっぱりココちゃんがいるから、おかあさんはがんばれるかもね」
おかあさんの目の中に、わたしが映っていました。
ココちゃんのお母さん6月がキライにゃ。
えふ母さんは「6月というより雨の日がイヤ」って。
「でも、この雨で紫陽花はきれいに咲いてるし
今年は水不足の心配もいらないみたいだし、しょうが
ないか・・」
♪雨の日はしょうがない 雨の日はしょうがない・・
なのだそうにゃ。
ココちゃんのお母さん、もう少しがんばってにゃ。
コロちゃん、ありがとう。
おかあさんの辛い思い出には、その「雨」の風景も付きまとっているみたいです。
えふ母さんって「雨が空から降れば」の歌が大好きなのね。おかあさんも「心に染みる歌」と言っています。
コロちゃんの「がんばってにゃ」におかあさんはしっかり励ましてもらったみたいです。
アリスちゃん
アリスちゃん、何も謝ることないわよ。確かに病院へ行けばストレスもかかるから、よけいに毛が抜けちゃったこと+時期的なものなのねえ、って言ったんだからネ。
今は猫たちも衣替えの季節。人間みたいにあれこれ着替えなくていいけど、あちこちフワフワ毛が飛んで大変よね。
アリスちゃんに励まされて、おかあさんのパワーが倍増したみたいです。
その本は、雑誌の対談集でとにかくふたりのゆる~い感じが、おかあさんをなごませてくれたようでした。