薬のネット販売が規制されることは知っていました。
「ネットで薬が買えないと困る」と署名活動していることも。
でも、あまり関心無かったんです。
私は薬だけでなく、ネットで物を買ったことありません。
実物を見ないと納得出来ない方なので。
ところが、昨日の新聞で、ネット販売だけでなく、いわゆる「民間薬」「伝統薬」の通信販売も規制されることを知り、驚きました。
「民間薬」「伝統薬」というと、富山の薬売り(写真)とか、懐かしいイメージですね。 近畿圏では、吉野や奈良の薬屋さんが多いのですが。
さすがに、風呂敷包みを背負ってというのは記憶してないですが、小型バンなどで回っていたようです。
それも時代と共に、通販やネット販売の割合が増えるというのもうなずけます。
利用者にも、気軽に買い物に出歩けない、お年寄りなどが多いのかも知れません。
確かに、ネット販売以外の通販にも、あやしい物、危険な物は沢山あると思いますが、一律に禁止というのはどうでしょうか? 長年「問題なくやってきたことを一方的に変えるのはおかしい」というメーカーの言い分も、わかる気がします。
いろんなケースを丁寧に検討すべき問題を、ひとくくりに粗雑に論議して、一方的に押しつけ、規制するのがこの国の政治のおかしな所。
「消費税」「脳死臓器移植」「裁判員制度」、全てそうじゃありませんか?
薬の通販禁止の陰に、政治家と結びついた大企業の意向があるのではないか? そんなことも疑わしく思えてきました。
注意深く見守り、声を上げていく必要があります。
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