吉永小百合「入れ歯になるまで…」ライフワーク 2006年 6月 2日 (金) 12:39
(夕刊フジ)
女優、吉永小百合(61)が21日に朗読CD「第二楽章 沖縄から『ウミガメと少年』(野坂昭如作)」(ビクター)を発売する。
ライフワークとしてきた平和へのメッセージを語る朗読で、広島、長崎編に続くもの。
吉永は「次の戦争が始まらないために、自分にできることをする。わたしにとっては、それが朗読。入れ歯になるまで、声が出る限り、読み続けたい」と話している。
25日に東京・青山スパイラルホールで完成報告会が開かれる。CD購入者への手渡し会も。参加問い合わせは、TEL03・5467・6267のビクターエンタテインメントまで。
ジャワ中部地震:あしなが育英会、遺児支援で街頭募金
ジャワ震災遺児のため募金を呼びかける西山さん(手前中央)ら=3日、東京都渋谷区で(あしなが育英会提供) 病気や災害、自殺などで親を亡くした学生を支援する「あしなが育英会」(本部・東京)がジャワ島中部地震の遺児支援を始めた。3日朝はJR渋谷駅で街頭募金を行い、阪神大震災で両親を失った大学1年、西山雅樹さん(18)が体験を語り、協力を呼びかけた。集まった募金で、遺児の国際交流会にジャワ島の子どもたちを招く。
西山さんは大震災で神戸市の自宅が倒壊、両親を一度に亡くした。今春日本社会事業大学に合格し、東京都日野市の同会学生寮から通学、福祉関係の道を目指している。
約20人の学生と街頭に立った西山さんは、現地入りした仲間が送ってきた被災児らの写真を掲げ、「ずっと親の死を受け入れられなかった。あしながの集いに参加し、同じつらさを経験した仲間と出会い、前向きになれた。ジャワ島の遺児にも同じ機会を」と訴えた。
戦争や災害などによる各国遺児の交流会は8月に日本で開かれ、ジャワ島からも数人を招くが、集まった募金は神戸と合わせ18万円。「まだ一人分にも満たない」と、郵便振替でも受け付ける。
口座は「00120・7・355615 あしながジャワ震災遺児募金」。
【磯崎由美】毎日新聞 2006年6月3日 19時11分 (最終更新時間 6月3日 20
ジャワ地震、「阪神」遺児が支援募金
阪神大震災で両親を失った男子大学生がインドネシア・ジャワ島を襲った大地震で家族を亡くした遺児のために募金活動を呼び掛け、思いを同じくする遺児仲間たちと3日、街頭に立つ。現地から伝わる子どもたちのぼうぜんとした姿は、現実を受け止められず苦悩した我が身と重なる。「少しでも何かの役に立ちたい」。今夏、ジャワ島の遺児らを日本に招く交流計画も動き出した。
街頭募金を呼び掛けたのは日本社会事業大(東京都清瀬市)1年の西山雅樹さん(18)。阪神大震災で神戸市の2階建ての自宅が全壊。1階で就寝中の両親を亡くした。隣の祖父母宅で寝ていた当時7歳の西山さんは難を逃れたが「気持ちに整理がつくわけもなく、つらい毎日だった」。 (16:01)
(夕刊フジ)
女優、吉永小百合(61)が21日に朗読CD「第二楽章 沖縄から『ウミガメと少年』(野坂昭如作)」(ビクター)を発売する。
ライフワークとしてきた平和へのメッセージを語る朗読で、広島、長崎編に続くもの。
吉永は「次の戦争が始まらないために、自分にできることをする。わたしにとっては、それが朗読。入れ歯になるまで、声が出る限り、読み続けたい」と話している。
25日に東京・青山スパイラルホールで完成報告会が開かれる。CD購入者への手渡し会も。参加問い合わせは、TEL03・5467・6267のビクターエンタテインメントまで。
ジャワ中部地震:あしなが育英会、遺児支援で街頭募金
ジャワ震災遺児のため募金を呼びかける西山さん(手前中央)ら=3日、東京都渋谷区で(あしなが育英会提供) 病気や災害、自殺などで親を亡くした学生を支援する「あしなが育英会」(本部・東京)がジャワ島中部地震の遺児支援を始めた。3日朝はJR渋谷駅で街頭募金を行い、阪神大震災で両親を失った大学1年、西山雅樹さん(18)が体験を語り、協力を呼びかけた。集まった募金で、遺児の国際交流会にジャワ島の子どもたちを招く。
西山さんは大震災で神戸市の自宅が倒壊、両親を一度に亡くした。今春日本社会事業大学に合格し、東京都日野市の同会学生寮から通学、福祉関係の道を目指している。
約20人の学生と街頭に立った西山さんは、現地入りした仲間が送ってきた被災児らの写真を掲げ、「ずっと親の死を受け入れられなかった。あしながの集いに参加し、同じつらさを経験した仲間と出会い、前向きになれた。ジャワ島の遺児にも同じ機会を」と訴えた。
戦争や災害などによる各国遺児の交流会は8月に日本で開かれ、ジャワ島からも数人を招くが、集まった募金は神戸と合わせ18万円。「まだ一人分にも満たない」と、郵便振替でも受け付ける。
口座は「00120・7・355615 あしながジャワ震災遺児募金」。
【磯崎由美】毎日新聞 2006年6月3日 19時11分 (最終更新時間 6月3日 20
ジャワ地震、「阪神」遺児が支援募金
阪神大震災で両親を失った男子大学生がインドネシア・ジャワ島を襲った大地震で家族を亡くした遺児のために募金活動を呼び掛け、思いを同じくする遺児仲間たちと3日、街頭に立つ。現地から伝わる子どもたちのぼうぜんとした姿は、現実を受け止められず苦悩した我が身と重なる。「少しでも何かの役に立ちたい」。今夏、ジャワ島の遺児らを日本に招く交流計画も動き出した。
街頭募金を呼び掛けたのは日本社会事業大(東京都清瀬市)1年の西山雅樹さん(18)。阪神大震災で神戸市の2階建ての自宅が全壊。1階で就寝中の両親を亡くした。隣の祖父母宅で寝ていた当時7歳の西山さんは難を逃れたが「気持ちに整理がつくわけもなく、つらい毎日だった」。 (16:01)