オペラにニーベルングのリング、指輪・・黄金を奪い合う・・正しく、頂点を目指し
マイスター達の技に魅了され、酔い、宵たいですね・・今宵の勝利を確信して
既に、ドイツとキリン ビールで クロアチアを呑みほした
攻撃的4バックの布陣、日本“運命”のクロアチア戦へ
【ニュルンベルク18日共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会第10日は18日、1次リーグF組で黒星スタートして後のない日本が、午後3時(日本時間同10時)からニュルンベルクのフランケン競技場でクロアチアと対戦。
12日の初戦でオーストラリアに1―3と逆転負けした日本は、より攻撃的な4バックの布陣で第2戦に臨み、大会前のドイツとの強化試合で右足首を痛めたDF加地亮(G大阪)が復帰、MF小笠原満男(鹿島)とともに先発で初出場する。
決勝トーナメントには各組上位2チームが進出するが、F組はブラジルとオーストラリアが勝ち点3で、日本とクロアチアは勝ち点0。日本はクロアチアに勝って、日韓共催の前回大会に続く決勝トーナメント進出に望みをつなぎたい。敗れた場合は勝ち点0で最下位のままで、18日午後6時(同19日午前1時)開始のブラジル―オーストラリアでブラジルが勝つか引き分けると、日本の1次リーグ敗退が決まる。 (15:33)
中田英寿、98年のリベンジ胸に運命のクロアチア戦へ 2006年 6月18日 (日) 04:26
(サンケイスポーツ)
日本代表・W杯合宿(17日、ドイツ・ボン)ジーコ・ジャパンが18日、勝たなければならない運命のクロアチア戦を迎える。MF中田英寿(29)=ボルトン=は決戦会場での公式練習後、「勝つという結果以外答えることはない」と“不言実行”を宣言した。自らの“パスミス”で決勝点を奪われた98年フランス大会のクロアチア戦。がけっ縁で果たす8年前のリベンジが日本に確実に希望の光を灯す。〔写真:練習後のピッチにたたずむMF中田英。8年前の悔しさを晴らすのは今しかない〕
四の五の言わない。“日本の王様”は、リスクの先だけにある成功を追い求める。ニュルンベルクのまぶしい太陽が、中田英の悲壮な決意を照らし出していた。
「1ついいですか? もう今は勝つという結果しか考えてないんで。他のどうこうという問題じゃない。それ以外のことを質問されても答えることがないんで」
決戦会場で行われた前日の公式練習後、メディアの質問を遮るようにこうまくし立てた。この日の早朝に更新された自身の公式HP『nakata.net』では、言い訳と取られることを拒むようにメッセージはわずか4行にとどめて掲載した。異例の短さ。そこに“言い訳無用”の思いがみなぎっていた。
中田英は「ミスを恐れてはチャンスは生まれない。分かってない選手が多い」と親しいスタッフに吐露したという。最も嫌いな言葉の1つが「とりあえず」。紅白戦、豪州戦でも多かった「とりあえず」の横パス、バックパス。リスクを負わない姿勢に警鐘を鳴らしたかった。
引き分けでも厳しくなるクロアチア戦。確かに慎重な試合運びを選びがちな状況だ。98年フランス大会の1次リーグ第2戦の相手も今回と同じクロアチアだった。日本が1敗で迎える構図も同じ。その8年前の試合で中田英は後半32分、MF名波からの縦パスをMF山口に落としたボールを相手に奪われる“ミス”を犯した。これが決勝点につながり、1次リーグで敗退することになる。しかし、中田英はその後「あれは凡ミスじゃない」とチャレンジの結果と言い切っている。
運命のクロアチア戦が近づき、スタンドには8年前の“フランスW杯戦士”が集結する日が増えている。中山、相馬、井原…。解説者など立場を変えた先輩は、中田英ら当時を知る4人に口々に声をかけ握手した。
「お前、頑張れよ!」-。16日には、この名波の言葉に中田英は力強くうなずいた。当時最年少の先発メンバーだった男は、8年たった今でも“ミスを恐れぬ姿勢”に揺るぎがない。8年前の仲間の前で、今回はクロアチアに勝って攻める気持ちを証明するつもりでいる。
「どう戦うかよりも結果。もうやるしかないので細かいこと聞いてもしようがないですよ」
ニュルンベルクが舞台のオペラに『ニュルンベルクのマイスタージンガー』がある。歌合戦で1度目は失格のラク印を押された歌手がリベンジを果たす物語だ。そのとき歌われる歌が「朝はバラ色に輝いて」。がけっ縁でもミスを恐れず言い訳はしない。その先にジーコ・ジャパンのバラ色の朝がやってくる。
角澤アナ“苦行”プリン断ちでW杯実況 2006年 6月18日 (日) 06:13
18日午後10時にキックオフとなるサッカーW杯の日本―クロアチアで、実況を担当するテレビ朝日の角澤照治アナウンサー(35)がスポニチ本紙の取材に、「最後まであきらめない」と直前の心境を語った。日本がW杯行きを決めたアジア最終予選など、ジーコJAPANの節目を目の前で見てきた男は、日本中の視聴者とともに奇跡の一戦に臨む。
「実況しながら、あきらめそうになることってあるんです。例えば0-3だったりすると」
100試合以上もサッカー実況を担当してきた角澤アナは、正直な気持ちを明かした。
思い出すのは先輩の田畑祐一アナ(46)が実況した一昨年のアジア杯ヨルダン戦。PK戦を2本先取されても、解説者は「まだわからない」と叫んだ。そこからまさかの大逆転。
「あれを見ていて、実況するぼくがあきらめてどうするんだ、と思った。ドラマはピッチの中につまっていて、シナリオなんかなくて、だから最後まで戦わないといけないと教わった」
クロアチア戦は本当に「絶対に負けられない戦い」。日本中の熱視線と、サッカー中継に力を入れてきたテレビ朝日の看板を背負い、マイクの前に座る。「託されている社員、選手、サポーター、関係者の思いをひっくるめて当日はマイクに向かわなければ、やらせていただく資格はないと思う」と言葉に力を込め、きまじめな面がにじみ出る。
その“熱い実況”にはさまざまな指摘があがる。「結構いろいろ言われてるんですよね。選手がそこにあがるまでどんな喜怒哀楽があったか、を自分の中に取り込んでいかないとしゃべれないほうで。選手に引っ張ってもらってる」と厳しい声も承知のようだ。
実家は都内の寺。日本代表の試合のときにはいつも数珠を手首につける。もちろんドイツでも。「数珠は安心の薬。家族はぼくが実況しているときは本堂の明かりを消さないでろうそくをつけて応援してるんです」と照れくさそうに笑う。大の甘党。「02年のときもやったのですが、日本の勝利に大好きなプリンを断っています。苦行に近いです」。2カ月のプリン断ちで本番を迎える。
◆角澤 照治(かくざわ・てるじ)1971(昭46)3月11日、東京都生まれの35歳。慶大卒。93年にテレビ朝日入社。「ニュースステーション」のスポーツコーナーを7年担当、現在は「報道ステーション」「やべっちFC」担当。性格は「あがり性で気が小さい」。趣味は読経、神社仏閣巡り、格闘技観戦。
マイスター達の技に魅了され、酔い、宵たいですね・・今宵の勝利を確信して
既に、ドイツとキリン ビールで クロアチアを呑みほした
攻撃的4バックの布陣、日本“運命”のクロアチア戦へ
【ニュルンベルク18日共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会第10日は18日、1次リーグF組で黒星スタートして後のない日本が、午後3時(日本時間同10時)からニュルンベルクのフランケン競技場でクロアチアと対戦。
12日の初戦でオーストラリアに1―3と逆転負けした日本は、より攻撃的な4バックの布陣で第2戦に臨み、大会前のドイツとの強化試合で右足首を痛めたDF加地亮(G大阪)が復帰、MF小笠原満男(鹿島)とともに先発で初出場する。
決勝トーナメントには各組上位2チームが進出するが、F組はブラジルとオーストラリアが勝ち点3で、日本とクロアチアは勝ち点0。日本はクロアチアに勝って、日韓共催の前回大会に続く決勝トーナメント進出に望みをつなぎたい。敗れた場合は勝ち点0で最下位のままで、18日午後6時(同19日午前1時)開始のブラジル―オーストラリアでブラジルが勝つか引き分けると、日本の1次リーグ敗退が決まる。 (15:33)
中田英寿、98年のリベンジ胸に運命のクロアチア戦へ 2006年 6月18日 (日) 04:26
(サンケイスポーツ)
日本代表・W杯合宿(17日、ドイツ・ボン)ジーコ・ジャパンが18日、勝たなければならない運命のクロアチア戦を迎える。MF中田英寿(29)=ボルトン=は決戦会場での公式練習後、「勝つという結果以外答えることはない」と“不言実行”を宣言した。自らの“パスミス”で決勝点を奪われた98年フランス大会のクロアチア戦。がけっ縁で果たす8年前のリベンジが日本に確実に希望の光を灯す。〔写真:練習後のピッチにたたずむMF中田英。8年前の悔しさを晴らすのは今しかない〕
四の五の言わない。“日本の王様”は、リスクの先だけにある成功を追い求める。ニュルンベルクのまぶしい太陽が、中田英の悲壮な決意を照らし出していた。
「1ついいですか? もう今は勝つという結果しか考えてないんで。他のどうこうという問題じゃない。それ以外のことを質問されても答えることがないんで」
決戦会場で行われた前日の公式練習後、メディアの質問を遮るようにこうまくし立てた。この日の早朝に更新された自身の公式HP『nakata.net』では、言い訳と取られることを拒むようにメッセージはわずか4行にとどめて掲載した。異例の短さ。そこに“言い訳無用”の思いがみなぎっていた。
中田英は「ミスを恐れてはチャンスは生まれない。分かってない選手が多い」と親しいスタッフに吐露したという。最も嫌いな言葉の1つが「とりあえず」。紅白戦、豪州戦でも多かった「とりあえず」の横パス、バックパス。リスクを負わない姿勢に警鐘を鳴らしたかった。
引き分けでも厳しくなるクロアチア戦。確かに慎重な試合運びを選びがちな状況だ。98年フランス大会の1次リーグ第2戦の相手も今回と同じクロアチアだった。日本が1敗で迎える構図も同じ。その8年前の試合で中田英は後半32分、MF名波からの縦パスをMF山口に落としたボールを相手に奪われる“ミス”を犯した。これが決勝点につながり、1次リーグで敗退することになる。しかし、中田英はその後「あれは凡ミスじゃない」とチャレンジの結果と言い切っている。
運命のクロアチア戦が近づき、スタンドには8年前の“フランスW杯戦士”が集結する日が増えている。中山、相馬、井原…。解説者など立場を変えた先輩は、中田英ら当時を知る4人に口々に声をかけ握手した。
「お前、頑張れよ!」-。16日には、この名波の言葉に中田英は力強くうなずいた。当時最年少の先発メンバーだった男は、8年たった今でも“ミスを恐れぬ姿勢”に揺るぎがない。8年前の仲間の前で、今回はクロアチアに勝って攻める気持ちを証明するつもりでいる。
「どう戦うかよりも結果。もうやるしかないので細かいこと聞いてもしようがないですよ」
ニュルンベルクが舞台のオペラに『ニュルンベルクのマイスタージンガー』がある。歌合戦で1度目は失格のラク印を押された歌手がリベンジを果たす物語だ。そのとき歌われる歌が「朝はバラ色に輝いて」。がけっ縁でもミスを恐れず言い訳はしない。その先にジーコ・ジャパンのバラ色の朝がやってくる。
角澤アナ“苦行”プリン断ちでW杯実況 2006年 6月18日 (日) 06:13
18日午後10時にキックオフとなるサッカーW杯の日本―クロアチアで、実況を担当するテレビ朝日の角澤照治アナウンサー(35)がスポニチ本紙の取材に、「最後まであきらめない」と直前の心境を語った。日本がW杯行きを決めたアジア最終予選など、ジーコJAPANの節目を目の前で見てきた男は、日本中の視聴者とともに奇跡の一戦に臨む。
「実況しながら、あきらめそうになることってあるんです。例えば0-3だったりすると」
100試合以上もサッカー実況を担当してきた角澤アナは、正直な気持ちを明かした。
思い出すのは先輩の田畑祐一アナ(46)が実況した一昨年のアジア杯ヨルダン戦。PK戦を2本先取されても、解説者は「まだわからない」と叫んだ。そこからまさかの大逆転。
「あれを見ていて、実況するぼくがあきらめてどうするんだ、と思った。ドラマはピッチの中につまっていて、シナリオなんかなくて、だから最後まで戦わないといけないと教わった」
クロアチア戦は本当に「絶対に負けられない戦い」。日本中の熱視線と、サッカー中継に力を入れてきたテレビ朝日の看板を背負い、マイクの前に座る。「託されている社員、選手、サポーター、関係者の思いをひっくるめて当日はマイクに向かわなければ、やらせていただく資格はないと思う」と言葉に力を込め、きまじめな面がにじみ出る。
その“熱い実況”にはさまざまな指摘があがる。「結構いろいろ言われてるんですよね。選手がそこにあがるまでどんな喜怒哀楽があったか、を自分の中に取り込んでいかないとしゃべれないほうで。選手に引っ張ってもらってる」と厳しい声も承知のようだ。
実家は都内の寺。日本代表の試合のときにはいつも数珠を手首につける。もちろんドイツでも。「数珠は安心の薬。家族はぼくが実況しているときは本堂の明かりを消さないでろうそくをつけて応援してるんです」と照れくさそうに笑う。大の甘党。「02年のときもやったのですが、日本の勝利に大好きなプリンを断っています。苦行に近いです」。2カ月のプリン断ちで本番を迎える。
◆角澤 照治(かくざわ・てるじ)1971(昭46)3月11日、東京都生まれの35歳。慶大卒。93年にテレビ朝日入社。「ニュースステーション」のスポーツコーナーを7年担当、現在は「報道ステーション」「やべっちFC」担当。性格は「あがり性で気が小さい」。趣味は読経、神社仏閣巡り、格闘技観戦。