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27日  ヴェルディ作曲  「リゴレット」

2007-05-28 | 藤原歌劇団 ・二期会
平成19年度文化庁芸術創造活動重点支援事業《舞台芸術共同制作公演》
芸術監督/岡山廣幸
 ヴェルディ作曲 オペラ3幕  「リゴレット」 <字幕付き原語上演>

前日の日本組との違いは、先ず発声、発音が違いすぎと感じました
 日常会話の日本語とイタリア語の本質的な違いがと・・??

歌唱力はダントツのアルベルト・ガザーレですね、豊かな声域と演技も良し自分の物にしている、幕を追う事に感情の変化が娘を溺愛して・・拉致され・・復讐へ・・後悔へ

マントヴァ公爵・エマヌエーレ・ダグアンノ・・高音域が素晴らしい、好色男で役にハマッテました・・
 平尾 憲嗣、高音声域が素晴らしいのですが、中音が?波がありました

脇が良いとなお一層舞台が引き締まり、より劇性を増しますね・・
 リゴレットが、殺し屋・スパラフチーレにマントヴァ公爵を・・
 スパラフチーレの妹・マッダレーナはマントヴァ公爵と・・

リゴレットに呪いをかけるモンテローネ伯爵・・
 この人物像の描き方、歌唱力の差が・・舞台の出来栄えの差となりますね

総合力では26日が優秀では・・歌手人の熱気が一つの力になり、伝わるのでしょう
 佐藤美枝子、堀内 康雄、と
南 完、鳥木 弥生、党 主税 三名の歌唱がバランス良く歌唱力もあり
存在感が高いですね

横浜・三日がベストに成る予感が・・中一週間あり再構築も難しいかな??
期待出来ると想いますね

指揮:リッカルド・フリッツァ  演出:ニコラ・ジョエル
東京公演:・27日(日)15:00    東京文化会館 2F4-8 7千円・安い
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     神奈川公演:2007年6月3日(日)15:00 神奈川県民ホール
リゴレット     アルベルト・ガザーレ
マントヴァ公爵   エマヌエーレ・ダグアン
ジルダ      佐藤美枝子
スパラフチーレ  南 完ナム・ワン
マッダレーナ    鳥木 弥生
モンテローネ伯爵 党 主税
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5/25,27,6/3    5/26
リゴレット アルベルト・ガザーレ ◎◎◎◎   堀内 康雄 ◎◎◎
マントヴァ公爵 エマヌエーレ・ダグアンノ◎◎◎ 平尾 憲嗣 ◎◎
5/25,27    5/26, 6/3
ジルダ 高橋 薫子 華◎◎    佐藤美枝子 華◎◎◎◎
スパラフチーレ 彭 康 亮 ◎   南 完 ◎◎
マッダレーナ 森山 京子 ◎   鳥木 弥生 華◎◎
モンテローネ伯爵 東原 貞彦 ◎   党 主税  ◎◎
ジョヴァンナ 向野由美子    吉田 郁鳥木 弥生恵
マルッロ 柴山 昌宣    柿沼 伸美
ボルサ 小山陽二郎 石川 誠二
チェプラーノ伯爵 田島 達也 井上 白葉
チェプラーノ伯爵夫人 日向 由子 立川かずさ
小姓 但馬 由香 山崎 知子
門番 青柳 明 青柳 明 合唱 藤原歌劇団合唱部 ◎◎◎
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団 ◎◎

26日 日本人・陣組 聴いてきました 水準高いと思います
バリトン、ソプラノ、テノールと終始安定した歌唱が、二幕から果然盛り上がりました
一幕出足右の金管が下手、弦が薄い・・此の先は???我が勝手に応援している、ジルダ佐藤美枝子さんのアリアから・・オケ合唱も目覚めた・・私も目覚めた
鳥木 弥生この方・メゾ・アルト?存在観ありますね、際立ってました

 今日の外国人との比較鑑賞も楽しみです・・
歌手人に各応援団が??凄いブラヴォー ブラヴァーでした、入りは、6割、7割程で
初日ガザーレが好調の様ですね・・スカラ来日の時に聴いた様な♭∮♪♪
 私は美枝子さんを 勝手に応援してます 今日と三日が楽しみです

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 05年11月20日 過去の美枝子さん の・・
20日ソフィア国立歌劇場 リゴレット  パルテノン多摩 31-27・9千円・高い

 最近のオペラ生聴きで、極端な体験が・・オケ内、左右にマイク?、中央上壁にマイク?まさか、中規模ホールでPA増幅声域が??私の耳を疑う、
此れほんとに生演奏、全幕くがCD音源を聴いているような音域、声域、音響であった・・特に男性歌手が異常と思えるほど、声量が良く聞こえ・歌唱力ではない・・全ての演奏音源が、増幅され、偽音楽の世界へ?・・これ生演奏?歌手陣も総じて自声?は良さそうであったので・・少しの声量不足?、オケのアンサンブルの悪さ?が有るとしても・・・
マイクを使用しない演奏が求めれる・・マイクは使用していなかった??
今でも、私の耳が悪いのかと・・??

 興奮、感動した一部聴衆が・・満足された方は良かったですね。
      オテロのチケットも買ってしまた・・シマッター・・

 目的は美枝子さん を聴きに・・満足 満足 であった、彼女とマッダレーナ・ゲルガナ・ヤンチェヴァ が演技、歌唱も満足で・・救われた思いで帰路に・・
 舞台転換、照明のあて方は、工夫され見るものがあったが、如何せん音響技術者(日本人・プロから)オペラ、オケ、歌唱等の音バランスの勉強をしているのであろうか、疑問である、12月のオテロが思いやられる事に??

リゴレット ジルダ:佐藤美枝子/12月15日 松本で公演が・・期待できる
マントヴァ公爵:カルーディ・カルードフ
リゴレット:マウロ・アウグスティーニ

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ビブラート(イタリア語: Vibrato)とは、演奏・歌唱において音を伸ばすとき、その音の見かけの音高を保ちながら、その音の特に高さを揺らすことである。バイブレーション(英語vibration)も似た言葉だが音楽においては、ビブラートには含まれないタイプの音の揺れや、感情の揺れ等を示すことが多い。
 音量の揺れと音高の揺れの二種類に分けられるといわれるが、電子楽器を除く一般の音源において、音高と独立して音量のみが揺動することは非常に稀であるから基本的には音高の揺れを指しているものといってよい。また、聴覚上も両者を厳密に判別出来ることはないのであまり意義のある分別ではない。演奏者や指導者が強調明示することがあるが、ある種のフィクションである。
 終始楽譜通りに演奏するクラシックにおいてビブラートだけは演奏者の判断で加えることが一般的であるから奏法ではなく音色の延長で捉えられているという見方も出来る。
ビブラートしている時の音高は揺れの高い部分で合わせるのが一般的である。 これは聴感上、高い音の方が目立つためである。 ただし音量の変化が強い場合や音色変化を伴う場合、また楽器の構造からの制約もあるのでこの限りではない。
 バイオリンやビオラでビブラートを発するためには、指板を抑えている指の位置を揺らす。手首は動かさず肘から指全体を動かす、肘は動かさずに手首を動かす、指の第一関節をわずかに動かす、という三種類の様式がある。

リゴレット
主催 HPより↓
リゴレット 談話・アルベルト・ガザーレ・堀内 康雄